音楽が終わったら

最近、めっきりCDを買わなくなった。
もしかすると今年になってから買ったCDは、Lenny Kravitzの新譜だけかという気もする。もう1年の1/3も終わろうとしているのに1枚だけしか買っていないとすると、これはけっこう驚異的。
ちなみに、Lenny Kravitzの新譜は、相当かっこいい。"It is time for the love revolution"というミもフタもないタイトルだけはどうにかならんかと思うけど。


CDを買わずにどうしているかというと、図書館で借りまくっている訳で。
図書館って、結構CDが沢山あんのね。墨田区図書館とかはなぜか、筋肉少女帯が異常に充実してたり、中央区図書館にはSTALINがあったりして、公共図書館がこんなことでいいのか?!という気もするが。


とにかく各図書館でCDを借りまくって、毎週だいたい10枚ペースでデータが増加。初めて聞くものよりも、どっちかというと昔聴いてたものを借りなおしてデータに落とすことが多いんだけど、10年以上聴いていなかったものを聴くと、改めて気が付くことがある。


なかでも、凄いなあと思ったのがDoorsで、ハタチそこそこの頃はイマイチ、ピンと来なかったんだけど、齢38にしてやっとDoorsの凄さに気づいたのかも。
あのダークサイドのドライブ感は凄いですよ。"When the music is over"のライブ音源とか、もう聴いてるだけで死にそうになる。




「単独密偵ロバート・ラドラム
「赤い指」「眠りの森」東野圭吾
「タイ人と働く」ヘンリー・ホームズ、スチャーダー・タントンタウィー
「私の男」「赤朽葉家の伝説桜庭一樹
「北京ドール」春樹
ラスト、コーション」張愛玲
「ワシントン封印工作」佐々木譲
「十面埋伏」張平
「犬身」松浦理英子


桜庭一樹は、昨年から各書評で話題になってたが、やっと読めた。「私の男」は、うーん。直木賞なんでしょうか。凄い作品だとは思うけれど、直木賞というのはちょっと違うような。。。ヘタすると、もう片方の方の賞じゃないかという気さえしたんですが。
「十面埋伏」は、ここの所何冊か読んだ中国物の中では一番読めた。
松浦理英子は10年以上前の「親指P」以来だけれど、相変わらず凄いですな。昨日の午後に読み始めて、今日の夕方まで。実質5時間程度で読んでしまいました。