笑え! そして泣け!

男子サッカーの敗退決定の後(詳細は書けない。あまり真面目に見てなかったから)、柔道の表彰式を見た。
今日は女子52kg級と、男子66kgで、日本は女子の中村美里が銅メダル、男子は内柴がアテネに続いての連覇で今大会の日本人金メダル第一号。


印象に残ったのは女子の方で、まず中村と並んで銅メダルを取ったアルジェリアの選手が本当に嬉しそうにしていたこと。中村は対照的に悔しさを押し殺しながらどうにか笑顔が出れば、という感じ。銀メダルは北朝鮮人で、これはいつもの通りあまり笑顔を見せない。金メダルは中国の洗東妹。彼女も2連覇で32歳だったそうだけれども、これが当然ながらとても嬉しそうで。
このメダル授与の後に、国歌が流れるところではそれが涙になって、「ああ、確かに自国開催で金メダルを取るというのは彼の国の人にとっては、とてつもない栄誉なのだろうなあ」と気がついた。