初体験

年末の人間ドックで引っかかった、消化器の精密検査。先月も一度来て、下から内視鏡を入れるということになり、つまりそういうことだ。


1日休んで、朝から腸管洗浄剤を2リットル飲む。ポカリスウェットの甘みを抑えて塩を加えたような味で、要するにマズい。
うー、マズくて気持ちわりぃ。と思いながら、1時間かけて1リットル飲んで、最初の便意。ハラが痛くなるということはないが、出た出た。
さらに1時間かけて残り1リットル。飲んだ先から出るという感じ。人間の体が1本のくだになっているというのがよく判る。


大丈夫かな?と思いつつ、途中で便意を催すこともないままに六本木のクリニックへ。
担当の看護婦さんがT上さんに似た感じで、「ゲゲッ、T上さんにケツの穴見せるのかよ。。。」とか思ってしまった。
着替えて検査室へ。


「飲んで来ましたか?」(はい)
「どれくらいかかりました?」(2時間ちょっと)
「最初は多めに飲みました?」(いや、ずっと同じくらいのペースで)
内視鏡は初めてですよね?」(はい)
「薬のアレルギーはありますか?」(いいえ)
「大きな病気や手術の経験は?」(ありません)
「痔はどうですか?」(無いと思ってるんですけど。。。)
「お酒は飲みますか?」(そんなには)
眠剤は使ってませんよね?」(使ってません)
とかなんとか、T上さんとの間でそんな感じの問診。


横になったまま麻酔を打たれて、1分くらいは意識があったと思うが、そこからは何やら曖昧で。何やら腹部に差し込まれたように感じたような気もするが、確たるものもなく。
多分、30分もしないうちに起こされて、意識がモウロウとしたまま別室のベッドへ。「1時間くらい休んで下さい」と言われるままに横になって、多分1時間くらい寝てから、再度起こされて終了。
内視鏡の映像を見せてくれるのかと思いきや、そういうこともなく。


俺のなんだから、見せてくれよ。
しかし俺も遂にヤラれてしまったのね。これまで大事に守ってきたのに、ううう。。。。