Manchester Utd vs Chelsea @ Old Trafford, Manchester

gowest_lookeast2011-04-12

Manchesterに移動。Liverpoolからはバスで1時間。
Manchesterは、6年前の「あの旅」の一番最後に訪れた街で、ここからヒコーキに乗って東京に帰った(今回と同じくCopenhagen経由ではあるけれど)というのがあって、結構感慨深いものがある。
その時に泊まったホステルにチェックイン。そういえば、あの時もOld Traffordでサッカー観たなあ。


例によって、まだ部屋には入れないので、荷物だけ置いて外に出る。6年前はManchesterに来る予定もなかったのに成り行き上来てしまったこともあって、持ってきてなかったSmithsのアルバムを聴きながら。
6年前はTriangleにあったOriginalsは無くなって、ArndaleのPerfomanceに吸収されていた。だけども、2Fが独立フロアでOriginalsになていて、限定Tがあった。しかも、なぜかAMSモノまで。2枚お買い上げ。Arndaleだけど、万引きはしなかった。いくら無職でもそんな事はしないw


軽くメシ食って、部屋に入って、シャワーを浴びて、時間があったので、そうだと思い明日のバスの出発場所の確認に行った。20kg近い荷物を担いで彷徨うのもナンだし。
で、も一度戻って、ちょっとだけ寝てからOld Traffordへ。


2時間前だったのに、驚くくらい沢山のヒトがいた。
限定マフラーを買おうとしたが、なぜか今日の日付が入ってないので、止め。しかし今日もプログラムを買ってしまった。紙だから重いんだよなあ。あと2回はヒコーキ乗るんだけど大丈夫かなあ。。。


ぶらぶらと時間を潰してから、Stanと待ち合わせのS21のTurnstileそばへ。19:10くらいにStanくん到着。年齢不詳。たぶん、年上だとは思うんだけど、50ってこたあねえだろ、Mよ。
素敵なチケットを£150ナリで譲って貰って、中に入ると、これがぶっ飛ぶくらい前の席。前から7列目。俺からUnitedベンチまでは3人分の席しかなく、その通路の向こうには選手と、最後列にはSir. Alex Fergusonが鎮座。こんなの、ありかよ。って感じ。(つーか、低すぎて逆サイはほとんど、見えない)


あまりにも前方すぎて、俯瞰図が全く撮れず。だけど選手にはやたらと近いので撮ろうとするんだけど、これが意外と上手く撮れない。慣れると違うのかしら。いつもこんな席で見ているStanくんに若干の嫉妬を覚えながらも、それでもこいつらたまには上から見たいとか思わんのかしらん、とも思う。ボールを蹴る音とか、身体のぶつかる音、大袈裟に言えば選手の息遣いまでがバリバリに聴こえちゃうので、そういう凄さはあるけれど。だけど試合を観るのに適しているか、というと微妙に違うような。
入った時点でキックオフ30分前だったのだけど既に選手はアップ中。場内にはCharlatansの"Weirdo"が流れる。(ハーフタイムにはBeady Eyeの"Roller"も)


さてさて。本日のUnitedは、Scholesがお休み。Berbatovもお休み。
しかし、何が何でも観たかったWayne Rooney(相変わらずコイツは凄い)はスタメン。Chicharitoとの2トップ。
中盤はこれも何が何でも観たかった朴智星がスタメン。やっぱしねえ、どうしたって朴は応援しちゃうよ。日本人もやっと長友がInterまで行ったけど、スタメンは取れて無いし、まだ半年しかいないし、だけどManchster Unitedみたいなスーパーメガクラブで6年だか7年だかやって、しかもこうやってCLの1/4 Finalでスタメンで出るってのは凄いことだよ。
あとは、Nani、Giggs、Carrick。
バックスが、Evra、Vidic、Ferdinand、O'Shea。


対するChelseaの2トップはTorresとAnelka。ということでDrogbaはベンチスタート。
中盤は、Lampard、Malouda、Essien、Ramires。
バックスが、Ivanovic、Terry、Alex、Cole。


朴智星は基本的に右に張るので、Coleとのマッチアップが多かった。全然負けてなかったと思う。
しかし、序盤はかなり押し込まれた。Stanくん「よくないね」と。確かに。


さて、PKは絶対に先行が有利だと思うが、ホーム&アウェイでの勝ち抜きの場合、1レグをホームでやった方がいいのか、2レグをホームでやった方がいいのか、結構微妙だ。
2レグにホームを残した方が、心理的に優位だというのはあるが、2レグにホームでやるということは対戦相手にとっては当然アウェイゴールを得る可能性が最後まで残ることになる。よって、スコアによってはアウェイゴール差の恐怖と戦う必要がある。この点は見逃せない。ということで、ホーム&アウェイについてはほぼどっちも差が無いんじゃないかという気がするんだが。
ということで押し込まれたUnited。何度か危ない場面もありながら、凌ぎきる。


UnitedはやはりRooneyを中心に、右の朴とO'Sheaが絡むパターンが多い。Rooneyと朴はまさに八面六臂。どこにでも顔を出す。特に朴は猛烈にファイト。走り回り、何度もスライディングし、ハイボールを競る。Unitedの盛り返しもそこらへんにあったような気は、する。(なにぶん、展開がよくわからない)
ということで、Chicharitoの先制ゴールも、よく判らなかった。なんとなく決まった、という感じでしか覚えていない。
ともあれ、1-0。しかしこれでラクになったかというと決してそんなことはなく、Chelseaはどっちにしても勝ち抜きには2ゴール必要なのに変わりは無い。Unitedが安全圏に入るにはもう1ゴール欲しいのだ。


後半アタマからTorres→Drogba。Torresはほとんど機能してなかったので、これはこれで正しいかも。(というか、結果論だがTorres先発が失敗だった)
後半に入ってからは一進一退。しかし、これはどっちかというとUnitedの思うツボ。そんな中で、Ramiresが2枚目イエローでChelseaが10人に。さらにUnitedに傾いたかと思いきや。
Drogbaが同点ゴール。このDrogbaの同点ゴールもよく覚えていないんだが、とにかく、1-1。2試合合計2-1でまだUnitedがリードしてるが、次のゴールがChelseaに入ると、2-2ながらアウェイゴール差でChelsea勝ち抜け。ということで、まさにUnitedはここからアウェイゴールの恐怖とも戦うことになる、と思った矢先、決めました。
朴智星が。


これはよく覚えてる。ハーフよりちょっと先でボールを奪ったUnitedが、前に走った朴へ。インサイドカットを押し返しながらそのままシュート。見事にゴール! ゴール!! ゴール!!!
決定的な2試合合計3点目。直前まで1ゴール追加すれば勝ちぬけ決定だったChelseaは、これによって1ゴールだけでは敗退。勝ち抜きには2ゴール必要になった(まったく、アウェイゴールというルールを思いついた奴は大した天才だ)。残り時間は15分程度。1人少ない事、試合の流れを考えると、これから2ゴール取るのは相当にキビシイ。



しかし、なんだかんだでChelseaも主力が高齢化してきたな。今日も珍しくプログラムを買ったが、Frank Lampardがもう32だ。Drogbaは33だし、Terryも30。獲ったばかりのTorresでさえ27。と考えると、来年か再来年がリミットだよな。というかMourinhoを手放してしまったのが、ここの最大の失策なんだろう。


いずれにしても、本日はいい席すぎて、前のほうすぎて、いつもとはちょっと違う感覚でしか試合を観られなかった。たまにはいいけど、いつもあそこっつーのもちょっと。決して負け惜しみの積もりでもないんだけど。


試合後、ここんとこ食事といえば、ファストフードとか、パブ飯とか、ファストフードとか、テイクアウトのヌードルとか、ファストフードとか、スーパー飯とかだったりするので、久々にまともなモノでも食おうかとも思ったが、結局Tescoカルボナーラとサラダを買ってスーパー飯になった。ホステルだとこれで節約できちゃうんだよなあ。