ナイターよりもお日様の下での試合が見たいなあ、と思ったのもあって、日曜のデーゲームを選んだ。
ダウンタウンからでも歩いて歩けなくはないが、ちょっとキツいなというくらいの距離で、Union Sta.からのシャトルに乗って、丘の上のDodger Stadiumへ。
やっぱし日本人にとっては一番馴染み深いstadium(何といってもここで、あの、野茂英雄が投げたのだ)ということもあって、相当嬉しかった。
一昨日、昨日とwifi環境が無かったこともあって、追えてなかったんだけど、中に入って黒田博樹が先発だと判った。
月初からローテーションを見てると、中5日なら丁度今日の登板だけど、中4日なら昨日の登板。普通なら中4日なんで、ほぼ諦めてたんだけど。
日本人投手が投げるのを見るのは、初めてだと思う。昔、Fenway Parkに行った時に、対戦相手のAngelsに長谷川滋利がいたんだけど、その試合では投げなかったし。
日曜の昼ということで、もっと入るかと思ったが、6〜7割くらいの入りだったかしたん。
試合前の始球式で、Tony Gwynnが出てきた。当然、Snrの方。JrがDodgersにいるからかあ。
そういえば、今日は父の日だった。これ以外にもそれらしきイベントがいくつか。
こういうのを見ると、罪悪感感じちゃうよね。どうしても。チョー親不孝だもん。だから何かしよう、とまでは思わない冷血漢だし。
ウチのオヤジ、アメリカまで野球見に連れて来ようとしても、嫌がりそうだもんな。野球は大好きなんだけど。。。
黒田は、ナイスピッチングだった。6回まで投げて、無失点、被安打2本。うち1本は当たり損ねの打球がファースト後方に落ちてのツーベースと、もう1本は2遊間のセンター前。内野エラー絡みの出塁と、ワイルドピッチでピンチはあったものの、要所でいくつか三振も取って切り抜けた。
しかし相手投手はさらに上で、6回終わって被安打1。
黒田は6回表までを投げ終わって100球弱。6回裏に打順が回ったが、打席に立って、7回まで続投。ここで先頭打者にツーベース(これはワイン際に打たれた文句なしのツーベース)を打たれたて、またまたワイルドピッチもあった2死2、3塁まで行ったが、ここも抑えて、お役御免。文句の付けようが無い。味方の援護さえあれば勝ちが付いたのに。
相手投手は、6回裏で降りて、7回からピッチャー交代。これでちょっと打てるようになった。(こういう替え方はまさにアメリカ式だ。日本では有り得ない)
で、8回裏にDodgersのキャッチャーが、右中間スタンドにソロを叩き込んで1-0。
おお、これで勝てそうだ。
9回表はクローザーが出てきて3人でピシャリ。見事な1-0勝ち。これまでに生で観たメジャーの試合では、一番のナイスゲームだったと思う。そして、楽しい試合だった。
MVPは、ホームランを打ったキャッチャーだと思うが、その次に貢献したのは間違いなく黒田。
しかし、野球、日本で見なくなったな。横浜に住んでた時は、横浜スタジアム行ったりしたけど。
もう日本では10年くらい見てないぞ。決して興味がない訳ではなく、去年のシーズン終盤も、所沢で涌井vsダルビッシュが当たりそうだったので、それに行こうとは思ってたが、ナベQのヘタレが涌井を1日ずらして、行く気なくしたんだよなー。
ああ、それにしてもいよいよ明日はSao Paulo行のフライトだ。
どうなるんだろう。いったい。
イマイチ、実感が湧かないんですけど。
南アフリカの時みたいに、搭乗券とか貰うと、また違うのかしらん。
