ブラジル入国

朝10:00くらいにSao Paulo、Guarulhos空港着。ぐはー。疲れた。ORDからの距離は、丁度NRT〜LAXと同じくらいなんだけど、もっと疲れた気がする。
イミグレと税関も楽勝通過で無事入国。
少しだけREAISを手に入れて、バスで市内へ。1REAL=約50円なんだが、このバスが33Rもする!!
(ちなみにREAISは複数系、らしい。ポルトガル語読みだと「ヘアイス」みたいな感じ)


しかし、いつもそうだが、初めての国の空港に着いて、バスで市内に向かう時のワクワク感は何物にも変え難い。いったい、どんな街で、どんな事が起きるんだろう。


45分くらいでRepublica(ポルトガル語読みだと「ヘプブリカ」)広場に到着。メトロに乗り換えて、Ana Rosaのホステルに向かう。
メトロは一律2.9R。まあ、普通の、メトロ。危険は全く感じない。というか、メトロで危険を感じた街なんて、これまでにも無いけど。
Ana Rosaは学校があるらしく、高校生か大学生くらいの年頃の子がうじゃうじゃといる。
何はともあれチェックインしてから、外に出てみる。


まず第一印象。
坂が多い。とにかく坂が多い。しかもけっこう急な坂もある。坂の街といえばすぐにLisbonを思い起こしてしまうけれど、この国の宗主国の首都と結びつけるのは余りにも安直。こっちの方がケタ違いに大きいし、そもそも街のフンイキは全く違う。
Av.Paulistaをずうーっと歩いて北上してみた。


ここで第二印象。
人種のるつぼ。白黒黄色、雑多に歩いている。しかも、肌の色での固まりをあまり感じない。USなんか行っても、結局白人は白人同士、黒人は黒人同士で固まる傾向が強いと思うんだけど、あまりそういうのがない。当然ながら肌の色の違うカップルも、ウジャウジャいる。人種差別とか、比較的少ないのかしらん。
しかし、これまでに行った国のうちでは、最も人種の交わり具合がぐちゃぐちゃな気がする。
持ってきたLPによると、
"Brazil's unparalleled racial and ethnic diversity means there is no such thing as a typical Brazilian face. That's why Brazillian passports are highly sought after on the black market. Many faces could pass for being Brazilian."
とのことで、なるほどねえ。当然、「ニッケイ」もいるし。


で、第三印象。
女の子のおっぱいが大きい。物凄いモデル系のスタイルの子もたまにいるけど、ぽっちゃり系の方が多数派。なのでかもしんないけど、おっぱいが大きい子が多い。うん。
可愛い度は、正直、フランスとかスペインの方が上じゃないかなあ。


第四印象。
物価が高い! マクドを覗いたらセットメニューで15R前後。メトロは2.9Rだったし、スーパーでさえコーラのボトルは2.2R。パブみたいなところに晩飯がてら入ったら、ビールは7R前後。日本と変わらんやん。
ちょっとしたTシャツで80R、CorinthiansのN-98(これはカッコイイ。日本で売ってないんだよな)に到っては279Rもする!!
聞いた話によると、年々物価が上がってるそうで、まあ景気もいいからなんだろうけど、このままだと日本を越えるのは時間の問題。2014年が思いやられるわ。



ホステルへの帰り道に、そのパブみたいな店に入って、晩飯くおうとしたが、メニューが全然読めない。魚だけは判ったけど、魚って気分じゃないし。ということで、テキトーに頼んだら、なんだか真っ黒な魚系スープと、マッシュポテトが出てきた。黙って食った。つか、食うしかないだろう。俺が頼んだんだもんw


暑いな。Tシャツ1枚で十分なくらい。
だけど、流石に冬ということで、18:00くらいには日が暮れて真っ暗。
あ、そういえば太陽は北に昇っていた。間違いない。ここは南半球だ。