Brazil vs Paraguay @ Estadio Mario Albert Kempes, Cordoba

gowest_lookeast2011-07-09

受け取り窓口は朝9:00から開いてる筈なので、早めに行かねばと思いつつ、チケット発券スタジアム(地元の小さなクラブの)着いたのはほぼ11:00近く。
既に行列。仕方がない。並ぶか。
どれに並べばいいのか、係員に尋ねると、どうやら今日の試合分と、月曜以降の分とで、場所が違うらしい。月曜以降のは反対側。
めんどくさ。とりあえず今日のBrazil vs Paraguayの列から並んどく。


やはりアジア人はまずいないので、並んでる間に「どっから来たの?」みたいな話になって「ハポン」と答えると、「ああ、ハポンかあ。本当はアルヘンティナvsハポンだったんだよねえ」という話になってしまう。。。
意外と進みが速く、45分くらいで無事ゲット。


キックオフは16:00なので、まあどうにかなるだろう、ということで、月曜以降の分の方に行って見ると、これがさっきの倍じゃきかないくらいの長蛇の列。
うーん、と思いつつまた来るのも面倒だし、とりあえず並ぶ。時間が厳しくなったら、諦めてスタジアムに行けばいいんだし。
どんなに遅くとも13:45がリミットだと思ってたが、ゲットできたのが13:30。
これで11(月)のArgentina vs Costa Rica(ああ。。。)と、13(水)のBrazil vs Ecuadorは確保。
問題は、Mの野郎の16(土)のチケットだよ。まったく。ヤツが来なくなったことで思わぬ余波だ。


セントロまでタクで戻って、ホットドッグを立ち食いしてからバスでスタジアムへ。
San Martin広場から特別バスが出てるので、楽勝。とはいってもバスで30分近くかかったが。
改装されたばかりのスタジアムの筈なんで、古くからの立地の筈なんだけど、やたらと郊外にあって、周囲には何も無い。
Kempesの名前を関したスタジアムで、専用ではなくて陸上トラックもあるが、立派なスタジアム。


スタジアムには続々と客がつめかけていて、俺としてもやっと大会が始まった、って気がしてきた。
それと同時に、赤いシャツを着たParaguay人がめちゃくちゃいたんだけど、スタジアムでの彼らを見ていると、丁度1年前の、あのPretoriaでの試合を思い出した。そして、あの試合が終わるまでの甘美な思い出も。
セントロでParaguay人のグループを見ても、そんなこと思わなかったのだけれど、スタジアムのせいなのだろうか。
とにかく、なんだか、甘酸っぱい気分になってしまった。


と、同時に、今日はParaguayを応援することに決定。
なんというか、1年前に120分のゲームをやって、少なくとも俺らは負けなかった。
俺らとあいつらは同じだ。
つまり、あいつらは、俺たちだ。
ということで。
(彼らはこんな思いで試合を見ていた日本人がいたなんて夢にも思わないだろうけど)


バックスタンドとゴール裏はほぼ満員。メインは7割くらいしか埋まらなかったが、いずれにしても7:3か、もしかすると8:2くらいで圧倒的にParaguayの応援が多い。
BrazilはRobinho(あの髪型はどうにかならんのか。Neymarに対抗してるつもりなのかしらんが、全然似合ってない)がお休み。
Patoのトップで、下にNeymarとGansoが構える形。


しかし、サイドが全くと言っていいほど使えてない。先制点はパスが繋がって綺麗な形でのミドルが決まったが、その後はことごとくParaguayが中央で跳ね返す。
1-0で前半折り返し。Paraguayは、序盤に決定的なチャンスが1つあったが、Santa Cruzが外してしまったのが痛い。


しかし後半早々、Brazilの守備のミスをParaguayが突いて、今度はSanta Cruzが決めて同点!
意気上がるParaguay。そしてのその10分後くらいにまたもBrazil自陣でミス。これを拾って押し込んで逆転。Paraguay応援団は狂ったように喜ぶ。
いずれもミスではあるが、ミスを誘うような前からのプレスが功を奏したのは間違いない。


その後もBrazilは拙攻を重ねて、これはParaguayの大金星かと思ったが。
残り2分。自陣にフィールドプレイヤーが9人いて、人数はいたんだが、揃いも揃って足が止まってた。そこにBrazilがまたまた中央突破ながらパスを繋いで中央からゴール。
Brazil応援団は「どうだ」と言わんばかりだったが、どうにか追いついた形。
ただ、やはりParaguayの落胆は大きい。あのBrazilにほとんど勝利寸前、しかも逆転勝利寸前までいってただけに。これで両国ともに2分けで2ポイント。生き残りは最終戦に懸かることに。


バスでセントロに戻って、ピザ屋に入ってVenezuela vs Ecuador観戦。
驚いたことに野球の国Venezuelaが1-0で勝って、4ポイントでグループリーダーに。グループ内で一番国際的実績に劣るVenezuelaが。


これで全チーム2試合ずつを終えたが、3強と目されたArgentina、Brazil、Uruguayが揃って2ポイントで低迷。最後に勝てばトップ通過の可能性もあるけれど、引き分けだと3抜けできない可能性も。。。
連勝で勝ち抜けを決めたチームはゼロ。4ポイントがVenezuelaとChileの2ヶ国だけ。Chileはやっているサッカーに応じたポイントを得ていると思うが、今日のParaguayの1ポイントはちょっと可哀想。0ポイントがMexicoのみ。
全12チームに突破の可能性(Mexicoは厳しいが)を残して、明日から最終戦突入。



P.S.
しかしNeymarは対戦相手にホントに人気がない。ボールロストすると拍手喝采。ファウルで倒れるとブーイング。交代で引っ込む時もブーイング。何となく判る気はするけどね。Brazilの新星。自意識過剰としか思えない髪型と風貌。自国民以外には好かれそうな要素が見当たらない。今日はあまりイケてるプレイもなかったし。