Welcome to the jungle!

朝から早起き。6:30でジャングルツアー出発。ちょっと離れた船着場から、タオでダイビングに使うくらいのサイズのボートで出発。
客は、俺のほかに、ブラジル人のFelipeと、フランス人のLuke。2人は友人同士で、FelipeはBelemの歯医者さん。LukeはフランスのBank of Americaで働いてると。
ボートでの船長兼ガイドはポルトガル語オンリー。Felipeはポルトガル語とフランス語がOK。Lukeはフランス語と英語がOK。(恐らくポルトガル語も多少は拾えてそう)
なので、船長(葡語)→Felipe(仏語に変換)→Luke(英語に変換)→俺の順に伝言されることになるw


3人で、「おおー」といいながら、2河川合流地点をしばらく遊弋してから、小さなボートに乗り換えて支流へ。
なんというか、アマゾンが巨大な流域面積を持った河だということが良く判る。
例えば、メコンなんかも河口付近は物凄いデルタで、大きな河があきれるほど何本も並行して流れてて、それらを渡し舟で1つ1つ超えるのがかなり大変なんだが、こっちは全然河口じゃないからね。
支流の先にも無数の水路が広がっていて、なんというか、巨大な湖の中に、ジャングルがあるという方が正しいのかも。実際、そこら辺はトレッキングでも感じることになるんだけど。



こっちのボートは屋根もなにもない、ホントにどこにでもあるただのボートで、日差しが直撃。これは間違いなく焼けるな、という状況で2時間くらい走ったかしらん。ようやくロッジに到着。
まあ、ロッジは予想の範囲内。さっきのボート2つもそうだけど、「タイの島に行くと、こんなんだよね、これなら楽勝」みたいな感じ。水は出るけど、電気はありません、と。


とりあえずハンモックでゴロゴロした後、釣りに挑戦してみたが、釣れなかった。いまは雨季が終わって乾季への端境期。乾季の方が水が減って、そうすると当然魚は釣れ易くなるらしい。
まあ、俺、釣りってあんまし好きじゃないしね。昔から。


で、夕暮れ時に手漕ぎのカヤックで周辺をぐるっと。これはけっこう楽しかったかも。


夕食の後、真っ暗な中で再度カヤック。今度はガイドが漕ぐ。
運がよければカイマンが見られるということだったが、残念ながら見えず。しかし月明かりの中の水路をヒタヒタと進むのはやたらとスリルがあった。


星空は、大したことない。まあこれは雲の具合でどうにでも変わるし、田舎に行けば美しいとは限らない。
田舎の方が、美しいものが見られる可能性は高いけど。
ちなみに俺がこれまでに見た星空で一番凄かったのはCambodiaとTibet。


夜、寝ながらアリアリと思ったが、ジャングルの音ってけっこう大きいのな。
木の音、葉の音、虫の音、鳥の音。