Brooklyn Cyclones vs Tri-City Valley Cats @ MCU Park, New York

gowest_lookeast2011-08-22

夜の機内食とか、ぜってー食えねえよ。
とか思ってたが、ちょっとだけ食ってしまった。俺はダメな子。


2時間くらいかな。眠れたのは。それでも昨日けっこうしっかり寝たにしては眠れた方。恐らく機内では一睡もできないと思ってたから。
"Source Code"という映画がなかなか面白かった。時間軸繰り返しのパラレルワールド物で、話としては使い古された仕掛けではあるけれど。
なんと言ってもMichelle Monaghanという女優さんがブサカワで良かった。とか書くと、H田氏に「相変わらずブサカワが好きやね」と言われそう。


5:30くらいにほぼ定刻でORD着。
イミグレが空いていたおかげで(とはいっても、やはりこの国の入国審査は他国に較べて時間がかかる)、6:05には入国完了。EWR行は8:00発なのでイミグレと税関で時間を食われるとハラハラやな、と思ってたが杞憂に終わる。
拾った荷物を税関の直後にすぐ再度落として(この辺は機能的だ)から、身軽になって構内電車で国内線ターミナルに移動。丁度朝日が昇ってきたところで美しかった。そして、電車と並行して走る4車線、5車線の道路(勿論、1本じゃない)を見て「ああ、アメリカだなあ」と実感。


国内線でも当然security checkがあるワケだが、ここのcheckはいままでで一番凄かった。SFOとかLAXの比じゃない。JFKだともっと凄いのかしらん。
クツを脱ぐのは当然、全身X線があって(あの、"Total Recall"で出てきたみたいな奴)、かつこれは何だったのか未だにワカランのだが、手のヒラをガーゼ状のもので拭かれて何かの反応を確認。ナンだったんだ、アレは。しかしこういう体験をすると、Israel程ではないにしても、この国が安全に対して支払うコストというのは莫大なものなんだろうなあ、というのは容易に想像がつく。


ここでは帰りに買う時間がないかもしれないChicagoタンブラーを無事ゲットしてから8:00のヒコーキに搭乗。無事11:00にはEWR着。


New Yorkに来るのは何度目だろうか。
これまでに恐らく5回は来てるが、絶対に10回は来てないくらい。しかし、そのうち半分くらいはJFKではなくて、なぜかEWRに縁がある。そしてEWRは相変わらず小さな空港だった。
バスで毎度おなじみGrand Centralに向かう。空港を出てしばらくしてManhattanの摩天楼を見えるとさすがに盛り上がるな。
「おお、Manhattanだぜー。あれがEmpireだぜー」
みたいな。


45分くらいでGrand Central着。停車の場所、ちょっと変わったのね。そこから歩いてUNのHqそばのYMCAに入って、とにかくシャワーだ、とか思ってたら非情にもチェックインは15:00とのこと。仕方ないので荷物だけ置いて、何は無くとも42ndの吉野家に向かう。


しかし、これが苦難の道であった。修行の道であった。だって途中に沢山あるんだもん。日本食屋。カツ丼とうどんのセットとか、店頭のメニューの写真みてるだけで、マジで生ツバが出てきてしまって何度も誘惑に屈しそうになったが、こらえてどうにか吉野家に着いて、Beef BallのLarge。
美味かった。これまでに食った吉野家の牛丼で一番美味かったと思う。卵が置いてなかったのが残念だが。
15:00までちょっと時間もあるので、midtownをぶらぶら。前に来たとき(2005年)に、既にmidtownのテーマパーク化は完全に進行していたので、そういう意味ではまあこんなもんかと思ったが、Broadwayの一部がホコ天になってたのには、ちょっと驚いた。そこまで観光客に媚びますか、みたいな。まあ、歩きやすくなったからいいんですけどね。


戻ってチェックインしてシャワー浴びてさっぱりしてから、MetroでConey Islandへ。途中で乗り換え1つあってなんだかんだで1時間かかった。だけで、NYのMetroで"Confessions on a dance floor"とか聴くと、めちゃくちゃ盛り上がるな。
「ついにNew Yorkに来たぜえええぇぇっ!」
って感じがする。今や間違っても"New York state of mind"とか聴いてはイケナイ、と思った。一応、入れてきたんだけど。


Coney Islandに着いたのが多分17:30くらいだったはず。まだ陽はけっこう高い。なんとなくビーチの方に行って見ると、お目当てだったCyclonesの球場もすぐそばにあった。そしてなぜか不可解な事に、スコアボードではゲームが進行中。
「なんで? 俺のチケット、19:00 Playballやん」
ということで、外野の入り口で聞いてみると、「18:00だ」とのこと。その時点で17:55。よくわからんな。まあいいや、と思い、遊園地の方にぶらぶらしてから、さらに球場に向かう途中でNathan'sのHotDogを食って、さらに球場のチームショップに寄ってから、フィールドに入るとさっきのスコアが続いてて既に7回に突入。意味がわからん。既に2時間ほど経過してそうなんだけど。意味がわからん。


まあいいや、ということでテキトーな席に座って観戦。minorだからとは言っても、客のフンイキなんかはmajorと大差なく、比較的ノンビリ。
一番大きな違いだと思ったのが審判が2人しかいないってこと。主審と、内野がもう1人。主審は当然ホームベースに張り付きなんので、唯一動ける内野の審判は、進塁状況によってポジションを変える。ランナーがいない時は、普通に1st塁審の位置だが、1stにが出ると、そのポジションは、2ndの内野手とピッチャーの中間くらいになる。その位置から1stと2ndのプレイを判定するのだ。なるほど。しかしそうすると、ハーフスイングとか、ファウルの処理は全部主審がやるんだろうな。
けっこう大変。昔、なんだっけ、タイトルを思い出せないが野球の審判を主人公にしてやっぱりminorからmajorに上っていく内容の小説を読んだけど、あれ、もう1回読まないと。部屋にあったかな〜。捨てちゃった可能性もあるな〜。


しかし、8回とかになってもどんどん客が入ってくるのがさらに不可解。そして、19:45くらいに試合終了して(4-7負け)ようやく事態が判明。ダブルヘッダーだったんだ。どっかのゲームが流れて、今日に回されて16:00開始で1試合やって、その後でさらに1試合。
なるほど。
そして2試合目が始まったのが20:30。ただ、これは相当にツラい。こっちは長距離フライトの後、それなりにムリしてるし。どんなに早くても終わるのは23:00くらいになる。ということで、4回終了して0-1、21:20の時点で脱落。だって、ここからMetroで1時間。途中でメシ食って帰って23:00だぜ。


22:30くらいに34thに着いて、Little KoreaのGam Mee Okでソーロンタン。うう、やっぱアジアのメシはうめーな。キムチも完食。
メニューには、今や日本では見つけるのが困難になったユッケもあったが、$25もしたのでガマンした。冷静に考えると円高のおかげで\1,800くらいだったか。


Broadway、42ndを経て歩いて宿に戻る。危険はまったく感じない。だってディズニーランド状態だもん。
20年前に初めてNYに来た時は、カオス状態だった夜の42nd周辺をちょっとビビリながら歩いたもんだが、あの時からすると、今のmidtownというのは結構信じ難いものがある。
当時は外灯も少なくてやけに薄暗くて、ネオンといえばポルノショップばかりで(一応、「見学」はした)、歩いてるのは黒人ばっかでこれが御香みたいのを焚いてマントラみたいのを唸ってたりとか、路上に風呂敷広げて怪しげなものを売ってたりとか、そういう感じだったもんな。



P.S.
Metroはsingleで$2.5もした。円高なので\230程度にしかならないけど、NYのMetroといえば安いというイメージだったのでちょっと驚き。ああ、10回券を買えば良かったのか、と気が付いたが後の祭り。
これも昔はトークンだったよなあ。これは間違いなく部屋にいくつか残ってるのがある。


P.S.2
おお、そういえば、Cyclonesのピッチングコーチは、Frank Violaだった。懐かしい。


P.S.3
ORDはなんだかExadataの広告がやけに目立ってましたな。オカネかかってるんだろうけど、その分、売れてそう。いや、売ってそう。ああいうのをエラいさんが見て、「いいんじゃない」っつって決済下りるパターンとか、いかにもありそうじゃん。