Internazionale vs CSKA Moskva @ San Siro, Milano

gowest_lookeast2011-12-07

5時半起き。8:55のeasyJetでMalpensaへ。
駅のそばの安ホテルに荷物を置いて、ちょっと街をぶらぶらがてら、明日のチケット購入。
道端の、LotoというのかTotoというのか、とにかくただのクジ売り場で。とてもJuveのチケットを売ってるようは見えなかったんだけど。
当然、英語は全く通じない。スペイン語で押し切るw


あー、なんかかったるな、と思いながらも16番でSan Siroへ。
55ユーロのバックスタンドを買ったら、日本人が5人並んでいた。長友効果、恐るべし。
普段サッカーなんぞには興味のない、だけどたまたま観光でやってきた人々がついでに観に来るというのは容易に想像がつく。でないと、あんなに日本人だらけになる筈が無い。ヘタするとCamp Nouより多いよ。


San Siroの1階席は、一番前を通って席に着くのでアップ中の選手を見ていたんだけど、2列縦隊でアップ中のInterの先頭にZanettiとCambiassoがいて、2列目に長友がいるのを見ても未だに強烈な違和感。(Inter、ガタガタやけどな)
それでもBarca同様1抜け確定のInterも、若手と出番の無い年寄の組み合わせ。


長友はねー。良かったと思うんだけどねー。ゴール前まで攻めあがって惜しいシュートも2つあったし。対人のディフェンスも悪くなかったし。
ただ、思いっきり失点に絡んだんだよねー。
1点目は明らかに長友のパスミスから始まって失点したんだよねー。
アレさえなければ全然合格点だったと思うんだけどー。


そもそもInterは全然気持ちが入ってなかった。
対するCSKAはグループ最下位ながら、勝てば逆転勝ち抜けの可能性があるということで、やっぱ動きが違うよね。一歩目が早いもん。
俺は内心でCSKAを応援しながら見てて、8番のDoumbiaのゴールで先制したので、これはこのまま勝つわ、と思ってると、Cambiassoがこの日唯一の仕事をしてあっという間に同点。


InterのディフェンスはDoumbiaと9番のLoveを全然止められず、2人にクサビが入る度にあたふた。後ろの枚数は揃ってるのに。
あれは守り方が悪いよな。指示を出さない監督の問題。出してるとしても徹底できない監督の問題。あるいは現場で意思統一できないディフェンスリーダーの問題。


それでもあたふたしながらもどうにか支えていたが、最後の最後に決壊。
CSKAがお見事、1-2で勝利。


で、肝心の裏の試合。CSKAの逆転勝ち抜けには、ここで勝って、かつ裏のLille vs Trabzonがドローの必要があったんだが、試合終了後に他会場の結果がスクリーンに映った瞬間、思わず、拍手。


"Lille 0 - 0 Tranzon"


フィールドで飛び跳ねて喜ぶCSKAの選手。おめでとう。これでCSKAもノックアウト進出。これで本田圭佑には、もう一度チャンスが生まれた。春までに完治して試合にでるのが条件だけど、出ればあとは自分の力次第だ。
最大のサプライズはUnitedの敗退。なんとBasel相手に1-2で負けて、3位。ELに回る。Unitedは、昨季よりも今季の方が強くなると思ってただけに、意外。


しかし、Interも相当重態かも。チーム状態を考えると、のんきに負けてる試合じゃなかったと思うんですが。
長友、出た方がいいような気さえしてきたわ。