カザフ族

gowest_lookeast2013-09-09

朝起きてゲルの外に出ると雪がちらちら。本当に小さな雪だけど。
信じられないことにアンバは上半身裸のパンイチで毛布だけ被って寝ていた。外よりはマシだったとはいえ、ストーブの消えたゲルの中もたいがい寒かったと思うんですけど。。。


ぶらぶらしてから12:00くらいに出発。
最後に家族に挨拶しようとしたら、今日はどうやらモンクリットンの学校のために既に家族でUBに行ってしまった後だったらしい。残念。



今日も草原の中を走る。途中、巨大なチンギス・ハーン銅像(てかアルミ像?)を経て、今日は完全に大平原の中のゲル。
小さな風車が回ってて、どうやらこれも動力源になってるっぽい。冷蔵庫こそないもののTVは点いている。でモンクリットンより1つ2つ上に見えるお姉ちゃんと妹(この姉妹がやたらめったら可愛いのだ)に、生まれたばかりの男の子がいるカザフ族の家族。


ここは俺だけじゃなくて、Canadaから来たおっちゃん(とは言ってもSlovakia生まれで1969年にCanadaに移住したんだそうだ。ということは、タイミング的には「プラハの春」に絡んでそう。Spring of Prahaって1969年でしたっけ?と尋ねると、「正しくは1968年だったけどね」との返答で、でも関係はありそうなフンイキ。おおっ、って思った)と、Golden Gobiでも見かけてたこれはAussieの男女。
今日は草原とはいいつつも緩やかな丘はあちこちにある。で、そういったところをテキトーに歩くと、馬やヤギが点在。好みもあるとは思うけども俺は昨日の景色よりも今日のほうが好きかな。


1時間強くらい歩いてゲルに戻ると、お母さんが麺を打っていた。棒で薄く延ばして、それをストーブの上でグツグツ煮えてる鍋の上に敷いた鉄板の上に置いて熱で乾燥させたものをかなり短めに切ってあれは乾麺の一種なんだろうか。へえー、って感じ。
そうこうしてるうちに全員で馬追い(?)を観に行くことになって車で5分ほど。他のゲルに移動。馬追いはどうってことはなかったけど、そこで馬乳酒とストレートのウォッカを飲まされた。うーん。熱いものが胃に抜ける感触がー。まあ俺が飲んだのは小さなグラスに2杯程度だったので、セーフといえばセーフだったが効いたな。


夕暮れ前に元のゲルに戻る。草原の夕暮れはかなり絶景だった。
さっきのゲルでそれなりにツマんでたものの、ここで再度夕食。当然、ヒツジ。ジャガイモと、さっき打ってたのとは別物と思われるヌードルを煮込んだもの。美味かったよー。


昨日はたぶんやや雲が出てたんだと思うけど、この日の夜空は素晴らしい星空であった。