2日目 ロシアは広い。

gowest_lookeast2013-09-17

そこそこ寝たか。夜は上半身裸で寝た。しかし寝台狭いというか短いな。俺でも足を普通に伸ばして寝るとはみ出る。デカいロシア人もかなりはみ出てる。特に男は。
Indiaは広軌らしいが冷静に考えるとベッドの構成は2段と3段の違いだけであとは同じなんだよな。そんな短かったっけ、India。
でも居住性では断然IndiaのSleeperよりもRussiaのプラッツカールト(3等)の方が上。ただ中国の硬臥よりは落ちるかな。ハシゴというか、上段に上がるときに足をかけるステップの配置とベッドの造りが悪くて異常に登りにくいし。それに線路並行ベッドのせいで通路に出てまったりという感じにもならん。硬臥の通路の折り畳み椅子って、けっこうイイと思うんですけど。俺は。
そう考えると、クペ(2等)はきっとベッドは十分に長いんだね。


未明のうちに時差を越えて、起きたら1時間縮まってたのでMoscow+4。まあまだまだだけど。
7:40くらいにIlansky。外に出ると冷たい空気が美味い。車内の空気がいかにムッと篭ってるか実感。バナナとか売ってたけど、買わず。朝は昨日買っておいた手持ちのパンで済ませる。ただ車内売りでパンを売りに来たのでどんなもんか1つ買ってみた。揚げパン風で中身は日本で言う卵サラダ風かと思いきや、さらにお米が入っていた。へえ。40ルーブル


車内はほどほどに混んでいて、だけど必ず空きはあった。テキトーな空いてる所に座って本を読んだりボーッとしたり、LPの詳細解説を読んだり。
で、他のロシア人は何をしてるかというと、飲んで食ってクロスワード数独。車掌の兄ちゃんが売りに来る雑誌も、そのテのクロスワード系が多い感じ。要するにヒマなのだ。


Krasnoyarsk(残り4,065km)は、11:42着/12:16発のぴったし定刻。ダッシュで駅の外に出て、昼用にサラダと、ラップかと思いきやこれがなんとホットドック、ってヤツを調達。
あのUBからの車内でしこたまウオッカを飲まされたおっさん、Krasnoyarskに行くって言ってたけど、元気かなw


Mariinskの手前で北京〜Moscowの中間点があったらしい。そして時差がMoscow+3になって、よっしゃ、って感じ。
そのMariinsk(3,680km)ではカルトゥーシュカ(ロシア語でじゃがいも)のヴァレニキ(餃子の皮で包んだものらしい)をゲット。うす味で美味かったな。


夜、上段ベッドで明らかに礼拝中のイスラム教徒を目撃。ああ、いるんだ。ここにも。でも思いっきり進行方向だったぜ。もっと南を向けってのは酷か。