3日目 ロシアは、とても、広い。

gowest_lookeast2013-09-18

夜中過ぎにNovosibirskに着いたのは音で気が付いたけど、特に降りず。


Omsk(2,676km)も、8:25/9:00で定刻。ここで駅の外に出るとデジタル気温表示4℃。車内のTシャツ姿にネルシャツ羽織っただけだが、15分くらいならそれほど寒いとも思わんかったけど。そしてチキン入りのパイとヨーグルトをゲット。なんだかんだで朝昼晩テキトーなタイミングでそこそこの停車時間がある駅に着いて、そこで何かしらの食い物は手に入る。
ちなみに、ここはドストエフスキーが流されていたところなんだそうだ。
ここから少し車内が空いたかな。


この後、さらに時差をまたいでMoscow+2。ふう、やれやれ。
ここら辺からなんだか達観の境地に入ってきた気はする。決してタイクツで死にそうとかいうじゃないけど。
ただ車窓の景色は単調。これは初日Irkutskを出るときからそうだが、基本的に曇天。時折小雨まじり。Mongoliaみたいに青い空が抜けてたらまた違った印象だと思うけど、天気も「ロシア」って感じのどよーん続き。
そして、Irkutskから半分通過。


Ishimの手前で時差がMoscow+2。
そしてIshim(2,393km)は、11:44/12:56でこれも定刻。車掌の兄ちゃんに「急げよ」みたいなことを言われつつ、ここのホーム売店でベリャーシともう1つ卵入りの揚げパンをゲット。


Tyumen(2,104km)も定刻。16:11/16:44。優秀じゃないか、ロシア国鉄は!
ここでチキンをゲット。早めの晩メシということになる。


暗くなる前に、「罪と罰」やっと2部まで読了。
そして遂にMoscowまで残り2,000kmを切った。


いったんベッドに入って寝たが、Ekaterinburg(1,778km、22:03/22:54)に着いたのは音で気が付いた。
めんどくせえな、と3分くらいベッドの中で考えたが、もうこんな機会は一生に二度と無いとも思いなおし、ベッドを降りて駅の外に。
かなり寒かったが、これで遂に欧州に入ったんだぜ!ということで街の名前に負けない立派な駅舎の写真だけ。