ついにMoscow到達!!!

gowest_lookeast2013-09-20

定刻4:11よりも数分早かったと思うけど。


3:00くらいに車内灯がついて、皆さん降りる準備。
トイレ行って、顔洗って、荷物まとめて。
バックパックは下ろせないし元のボックスの一番上に置きっぱだったので、ジーマ君に頼んで下ろしてもらった。
ジーマ君と握手して、スパシーバでお別れ。
ロージャさん一家とも、お別れ。


バックパックはまあ辛うじて背負えるが、左側には負荷はかけられない。そもそも背負うまでがちょっと痛い。1分はかからないにしても30秒くらいはかかるし。できればベンチに置いてから背負う。
Yaroslavskyのホームは電灯も少なくてほぼ真っ暗。でも"MOCKBA"の大きな表示と、その向こうにはオドロオドロしいStalin Gothickのこれまた大きなビルは見えた。でもこれを見た瞬間、やっぱ日中に着きたかったなあ、と思った。チケット買った時点で断念はしてたけど。


早朝ながら開いていた駅のチケット売り場で、26夜のSt.Petersburg行を購入。
しかしこの窓口ババアが横柄で。カードで払おうとすると「先に言えよ」といわんばかりに大げさなため息つきやがった。こっちは外国人で言葉も通じないからメモで行先と時間まで書いてるって判ってるクセに、ナメやがってあのくそババア。
で、St.Petersburg→Berlinは、隣のLeningradskyに行け、と。
荷物をえっちら担いでいったが、そっちはまだ開いてなくて8:30からの様子。これはババアのせいじゃない。この時点で5:00。メトロが動くのは5:30くらいからって話だったんで、waiting areaでしばらく座る。ラッキーなことにwifi拾ったので急ぐ連絡だけ(昨日発売だった10/19のNorwich戦@Emiratesは既に売り切れ。exchangeで買えるとは思ってるんだけど。。。)てたしてちょっと時間潰してから、メトロの入口に行くと、200人くらいは入口が開くのを待っててちょっとビックリ。しかしターミナルだしそれなりに到着した列車もあったっぽいし、こんなもんか。
ここで、Irkutskの宿でFinland人のお兄ちゃんに貰った使い残しのメトロカードが威力を発揮。たぶん2〜3回ある、って言ってたし。


そしてここで初のMoscowメトロですよー。
予想通り、深い。普通に大江戸線くらいある。エスカレーターは1本で一気なので長い。そしてステップが木造だ。
撮影禁止が結構うるさいらしい上に、消されるそうだからこそっと隠れながら、ホームも含めて何枚か。ホームも確かに豪華な感じ。


途中で乗り換えてArbat通りのホステルへ。俺がちゃんと確認を読んでなかったせいもあって、ちょっと入口を求めて彷徨ったが、6:30すぎには入れて荷物だけ置いて出る。
でもArbat通り、7:00とかでもほとんど店は開いてないのな。マクドと、あとスタバが辛うじて7:00に開いたので、そっちに入った。マトリョーシカ柄のMoscow限定をハッケンして狂喜乱舞。この柄があるのは知ってたが。しかもVenti、Grande、Tallの3サイズで本当のマトリョーシカみたいに大中小ならぶのだ!これとは別に通常City VersionのMoscowもちゃんとあるし。凄い。全部欲しい。。。
しかし飲み物はクソ高い。Venti Latteで240である。つまり750円近い。北欧ほどではないけど、それにしても高すぎ。



wifiも使えたし街が動くまでスタバで時間つぶし。Spartakのサイトでチケット情報を調べると一般も買えるっぽいので地図にあったショップに行ってみる事に。ぜんぜん徒歩圏だし、歩いて向かう。ジャージを出してなかったのでちょっと寒い。天気は相変わらずの曇天。今にも降りそうだけど、降らない。
10:00からということだったんで開店早々に行ってみたがチケットは11:00からだと言われた。仕方なくN98だけ買う。赤白と赤黒で悩んで、本来のクラブカラーは赤白なんだけど赤黒の方が締まりはある。それに袖口の白は汚れるんだよなあ。。。ただなぜか赤黒の背中には"FCSP"(FC Spartak Moscow)のプリントが無い。
うーん、と悩んで結局赤白購入。


で、11:00からというのはあれか。下でたむろってたお兄ちゃんたちはチケ販売待ちだったのね。トイレに行きたくなったのもあって俺は下のカフェに入ってまたまた時間潰す。カプチーノで210も取られた。何でも高いよ。まったく。
どうせ並んでるんだろうしそんなに急いでもね、ってことで11:30くらいに行くと3人ほどになってたのですぐに買えた。バックスタンドで1,800。まあここはフンパツしとこう。


ここら辺で少しだけ降り始めた。メトロに乗ってあとはSt.Peterburg→Berlinのチケでも買いに行こうと思ったが、途中で気が付いた。Leningradskyは明日Khimkiに行く時に嫌でも通るから、明日に回せばええんや。途中で乗り換えて行先変更。Tretyakov Gallaryへ。


Tretyakovは入場料400。いい値段です。そして普通話のオーディオガイドはあるのに、日本語は無し。そういう世界なのね。確かにここでも中国人は凄く目立ってる。以下、感想。
肖像画が多い。どんなに美味いヤツでも、知ってる人物の肖像画じゃないと興味は湧かない。
・そんな中、見覚えのある顔だと思ったらDostoevskyのがあった。いかにもバクチで身を滅ぼしそうなダメそうな顔だと思った。先入観が入りまくりかもしれんが。しかし1872年のサインが入ってたのでこういう肖像画があるってことは当時は人気作家、名士ではあったんだな。
・それにくらべてTolstoyのは哲学的だと思った。そしてDostoevskyが1点しかなかったのに対してTolstoyは顔の彫像も含めて3点くらいあったような。
・やっぱ印象に残るのは、当時の人々の生活がにじみ出てるようなヤツで、例えばイコンを拝む人々の絵とか。
・それ以外だとたんに「おお、この絵はデカいな」とかどうしようもない感想になってしまう。
・で、俺の目的は実物にイコンを見ることだったのだけど、最後あたりにうじゃうじゃあった。
・まあ写真で見たことのあるようなイコンばかりで、良く言えばヘタウマ、悪く言うなら高校の美術部員が製作したようなものが多い。
・ああ、ロシアの民衆はこういうのを崇拝していたんだなあ、という実感と同時に、よくもまあこんなヘタウマな絵は崇拝の対象になったものだ、と。
・例えばCatholicの教会美術が崇拝の対象になるってのはなんとなく理解できるんだけど。
・あのスペインの素人の婆さんがキリストの由緒あるフレスコ画を勝手に修復してゴリラみたいになったのがあったが、イコンはほとんどあれに近いよな。


全然歩ける距離だったし傘も要らない程度だったので、チンタラ歩いてAlbatの宿に戻る。途中、橋を渡るところで、Kremlinの壁だけ見えてしまった。じっくり観に行くまで目に入らないようにしたかったんだけど。でも聖堂と赤の広場は全く見えてないのでいっか。ついでに薬局に寄って湿布を買おうとしたが、売ってなかったらしく、塗りこむ軟膏を購入。
チェックイン。Webではカード使える表示があったのにして、現金だと。抗議すると端末が壊れてると。ホントかよ。どっちにしても10,000も現金持ってるわけないし、今夜中に払うことだけは認めさせた。
ダッシュでシャワー。うう、気持ちいい。


ちょっと部屋で休んでから、夜はビール飲みに。
調子に乗って色々取ってたら、なんと800越えてしまった。反省。


P.S.
$200 x 3.16 = 6,320R
$300 x 3.18 = 9,540R
先週より0.1近くルーブルが強くなってるわ。


P.S.1
しかしロシア人は基本的に愛想が無いと思う。
これはIrkutskでも感じたけど。移動時にこっちがデカい荷物担いで「ふう」って顔してもほぼ無反応。
メシ食いに入って、そばに座っても無反応。