TSTから全然歩ける距離だったので歩いていった。車で通ったことはあったけど、初めてELEMENTSに入ってハンバーガー食ってから会場に着いたのが18:30くらい。
しかしここで。
なんとチケットが無い。
マジかよ。
落したんだ。部屋を出てエレベータの中で確認したのは覚えてるから。
イケてなさすぎ。
Franzは20:30からなので戻ってプリントし直すというテはあったけど。
そうすると1975はたぶん観られない。
ああ。。。
アホか。俺は。。。
当日券は680HKD。1万円だぜ、いちまんえん。
まあカシノで一手吹っ飛ばしたと思うしかないのか。
しかし。
はあ。。。。。
仕方なく中に入りましたよ。仕方なく。
1975の前にNile Rodgersがプレイ中。
ゲート前に着いた時は"Nortorious"をやってるのが聞こえてて、その時はなんで"Nortorious"やねん！と思ったが"Let's Dance"になって合点がいった。"Nortorious"もNile Rodgersが手がけたんだ。きっと。ま、確かに80年代の一時期は確実にこのヒトの天下ともいえる時期があったわけで。しかしそれにしても別に曲を作ったワケでもないと思うけどよーやるな。まあバリバリにメジャーな曲だし、そこかしこで踊ってる。白人とアジア人の割合はほぼ半々くらいかな。
ラス前に"Freak Out"をやってこれはさすがに盛り上がる盛り上がる。俺でも知ってるくらいだし。で"Good Times"でシメ。
The 1975は30分押しくらいで始まったんだっけ。
しかしやっぱダメだな。こういうサウンドは。なんというか、耳触りのいい売れ線のメロだと思うんだけど、ポップというには甘ったるさが足りないし、エッジも無い。Maroon 5を連想するんだよなあ。なんとなく。ただMaroon5には多少感じる黒っぽさというか粘っこさは希薄。悪意を持って言えばうすっぺらい音。たぶん売れるでしょう。実際1stは全英1位だそうだし。でも2〜3年で消えそう。演奏は上手いけど。
本命のFranzはほぼ予定通り。
カッコイイ、の一言。いやちょっとダサいところもあるんだけど、そこらへん自覚的な部分がFranzのいいところ。これはHard-Fiもそうだけど、「俺らちょっとダサいかもしんないけど、これが俺らのロックなんだよね」感が好きだ。(1975とかFoalsあたりもそうだけど、俺らカッコイイだろ？感はダメなんだよ。カッコよくないって。)
そしてFranzはなんといっても基本的にタテでノレる踊れるサウンド。
1曲目から"Bullet"でフルスロットルの疾走感。で、最初のピークはやっぱ"Do You Want To"やろ。本編最後の"This Fire"も凄かった。まさに"Hongkong is out of control, burn this city!!"
10分くらいの間でアンコールに入って、"Outsiders"でシメ。
いや本当にカッコよかったわ。MCでも言ってたけどアジアツアーのファイナルがここで、気合いも入ってたのかも。ロケーションも島側のビル群がどーんと見えるめちゃくちゃ美しい場所だったし。野外の会場としてはこんなに夜景の美しい会場も早々無いんじゃないかと。
とにかくFranzは初めて観たけど、この世代のUKバンドではトップクラスだよなー。
01.Bullet
02.No You Girls
03.The Dark of the Matinee
04.Tell Her Tonight
05.Evil Eye
06.Michael
07.Walk Away
08.Stand on the Horizon
09.Darts of Pleasure
10.The Fallen
11.Brief Encounters
12.Do You Want To
13.Can't Stop Feeling
14.Take Me Out
15.Love Illumination
16.Ulysses
17.This Fire
(Encore)
18.Right Action
19.Jacqueline
20.Goodbye Lovers & Friends
21.Outsiders
