7:00くらいに起きた。早めに寝たので十分寝た。
St.Pancrasに行ってorgを覗くと、まだ数十人だけど既に行列は始まってるとのこと。
ということは昼くらいでも楽勝っぽいんだが、しかしどうで何やっても手につかないに決まってるし、意を決して行くことに。幸い天気はよさそう。
シャワー浴びて、Eustonで朝食だけ買って、歩いてKOKOに着いたのが9:20。先頭のお兄ちゃんに聞いたら6:00からだと。徹夜組はいなかったのか。意外。東京開催なら間違いなく徹夜組はいると思うんだけど。
そこから列の後ろに行って、マジックで手の甲に書かれた番号は"107"。楽勝だ。かなり前で観られそう。
前後の人々と話してると、前の30代半ばくらいのカップルはEdinburgから。
後ろの108番のお兄ちゃんはなんとChile。観光でたまたまLondonに3日滞在だと。しかも今朝時差ボケ解消でジョギングしてたら、Oxford Circusそばの両替所でDamon Albarnに会って、写真まで撮ったと。マジかよ。恐らくこの中では俺がぶっちぎりで遠くから来てると思ってたんだけども、上には上がいる。それにしても、Martin(Chileの彼)も言ってたが、Damon Albarnが日曜の朝のOxford Circusの両替所で、一体何をしてたのか、よくわからん。
13:20の時点で720番くらいまで。
KOKOのすぐ斜向かいにはCOSTAがあって、ちょっと列を抜けるくらいは全く問題ないし、暖かいコーヒーとトイレは大丈夫。そもそも9時間も一箇所で目的を同じくして並んでると、もう完全に連帯感で結ばれてしまう。
そしてこの日はここまでで唯一雨が降らなくて終始青空。これは物凄く助かった。雨が降ったらトンでもなくキツかったと思う。
当然俺は持ってなかったけど、みんなiPhoneなりスマホを持ってるので、状況について情報収集。これが笑ってしまうんだが、最終的には誰も今日のgigの入場料がいくらなのかは判らなかったというｗ(最初の2日は£10で、一昨日のKing's Crossが£70。ただし、2日目のチケットには£70と書いてあったのに実際にドアで払ったのは£10)
ただしどうやら、少なくとも2nd showまではあるらしいと。そりゃ当然フルで3時間のshowだと嬉しいけど、仕方ないよね。ぶっちゃけ、1stが終わった後に走って列の後ろに付くしかないし。
完全に陽も落ちた18:20頃、ついにドアが開く。£70。払う払う払います。
入ってすぐトイレに行って、そこからフロアにダッシュ。3〜4mくらいの位置かな。やっぱ写真は撮れずに執拗にライトで妨害される。けち。
1時間くらい待って、3rdeyegirlの3人が出てきて、「これまでの人生で間違いなく最高のショウを見せるから、写真と録音は絶対にやめてくれ」と。
当たり前だ。Princeはいつだって最高に決まってる。
ということで遂に"Let's Go Crazy"からshowがスタート。まさに会場全体が"go, go, let's go!"で包まれる。うぎゃああああ。だいたい1,400人しかいないけど、2月のLondonで何時間も並ぶようなPrinceジャンキー、バカばっかなので熱さがケタ違いなのだ。
そして続いて"Endorphinmachine"である。もうこの時点で死にそうだ。ギター爆裂。当たり前である。爆裂しまくりである。そこらへんのヘビメタなんかよりも圧倒的なヘヴィネス。今日も気持ちよさそうに弾きまくるPrince。
"Take Me With U〜Raspberry Beret"とかは、もう胸が張り裂けそうになるくらい萌えるし。
クールな"Does Not Compute"で本編終了。
そして"Purple Rain"でencore。うはは。
バカみたいにノリノリの"Play That Funky Music"の後、「まだbrothers & sistersが外で沢山まってるんだよ」といいながら、"When Doves Cry"と"Sign "☮" the Times"を演って終わってしまった。
しかし、こんなもん、もう1回観るに決まってるやん！
ということで、人を掻き分けて外に出て急いで裏に回って行列の最後に着く。こんなトコまで並んでたのかよ！ここで入れるのか？！とか思うくらい遠くまで並んでいた。
けっこう早めに出たはずだけど、俺のすぐ後に、最初に近くで並んでた連中が来て、「お、やっぱ来たね」って感じでアイコンタクト。
なんだかんだで1時間くらいかかったのかな。もう一度£70払って入れたけど、さすがにほぼてっ辺。さっきはあんなに目の前だったのに、まあしゃあないね。観られるだけでも御の字。てか日本で観るのはもう不可能なんだから。それにてっぺんでも30mくらいだし。日本のほとんどのホールよりは近いはずだ。
ということで、2nd Showスタート。
1st同様に"Let's Go Crazy"から"Endorphinmachine"の流れ。さっきよりは落ち着いて観られるようになった。
しかし"Sign "☮" the Timesから、進んで"Pop Life"になったところで思わず泣いてしまった。だってあの、高校時代に聴いてた"Pop Life"だぜ？！マジかよ。
そして"Housequeke"でもうどうにでもしてくれ、って感じ。
2nd encoreの"Bambi"では思わず俺もエアギターを弾いてしまった。それくらい気持ちいい。
そして最後は"U Got The Look"で終了。この時点で24:45。
終わってからも15分近くencore待ちで粘るも、もうPrinceは出てこず。25:00くらいに外に出る。
1時間の間が空いたとはいえ、それでも4時間30分のショウだったのか。。。
しかし本当に本当に、一昨日のSt.Pancrasも含めて、これは一生に一度の出来事だった。奇跡的な邂逅だった。死ぬまで忘れないと思う。うん。
もうかれこれ30年近くなるのか。Princeのファンで良かったわ。
1st Show 19:25-21:10
01.Pretzelbodylogic
02.Let's Go Crazy
03.Endorphinmachine
04.She's Always in My Hair
05.I Could Never Take the Place of Your Man
06.Screwdriver
07.Plectrum Electrum
08.Take Me With U
09.Raspberry Beret
10.Guitar
11.FixUrLifeUp
12.Lost and Found (with Lianne La Havas)
13.Stratus (Billy Cobham cover)
14.Funknroll
15.Something in the Water (Does Not Compute)
(Encore)
16.Purple Rain
(Encore2)
Play That Funky Music (Wild Cherry cover)
Pretzelbodylogic (Remix)
(Encore3)
When Doves Cry
Sign "☮" the Times
2nd Show 22:20-24:45
01.Let's Go Crazy
02.Endorphinmachine
03.She's Always in My Hair
04.The Love We Make
05.Take Me With U
06.Raspberry Beret
07.Guitar
08.Plectrum Electrum
09.FixUrLifeUp
10.When Doves Cry
11.Nasty Girl (Vanity 6 cover)
12.Sign "☮" the Times
13.I Would Die 4 U
14.Pop Life
15.Housequake
16.The Most Beautiful Girl in the World
17.A Love Bizarre / Love
18.Mr. Goodnight
19.Breakfast Can Wait
20.The Screams of Passion (The Family cover)
21.17 Days
22.777-9311 (The Time cover)
23.Funknroll
(encore)
24.Lost & Found (Lianne La Havas cover)
25.Something in the Water (Does Not Compute)
26.Purple Rain
(encore2)
27.Train in Vain (The Clash cover)
28.Play That Funky Music (Wild Cherry cover)
29.Bambi
(encore3)
30.Crimson & Clover (Tommy James & the Shondells cover)
31.Stratus (Billy Cobham cover)
32.Cause & Effect
(encore4)
33.Screwdriver
34.Dreamer
(encore5)
35.How Come U Don't Call Me Anymore
36.U Got the Look
