The Rolling Stones @ Marina Bay Sands Grand Ballroom

gowest_lookeast2014-03-15



澳門がそうだったように、別件があると集中できずに自滅しちゃうんだよね。とはいっても集中してれば勝てるワケでもないが、極端に時間を区切ったりすると勝負を焦ることもあるし。
と思いながら賭場には入らずに12:00くらいに一番上の会場階に上がって待とうとすると、アホどもが待つな、と。
いやだから、なんで待っちゃいけないのよ。俺は席がないんだっつーの。ラチ開かず。たぶん追い返された奴は他にもいるはず。


仕方なく下に下りて遊ぶ。
こういう時って見事に負けるパターンだよなー。
ちょこちょこと賭けてたら、これがなかなか調子宜しい。もうちょっとで昨日の負けを取り戻すというラインまで持っていった。素晴らしい。


小腹も減ったのでフードコートに行って、今日も肉骨茶。だって美味いんだもーん。


まだまだ時間があるが、ウロウロしてると物販の準備をしてるのを目撃。
何時から売るのか尋ねると16:00からだと。
Singapore限定もあって、これまでと違ってライオンが正面から大きな口を開けて、そこから小さな舌が出てるパターン。
でもいいんじゃない。上海よりは遥かにご当地っぽくて。


上に上がってウロウロしてると、latvianexileを含む外国人軍団の面々にも遭遇。
みんなすることが無い様子。


16:00になってシャツ買って、会場階をウロウロしてるとリハの音が。
おおお、とか思ってドアの近くまで行くと聞こえる聞こえる。全員出てるかどうかは判んないけど、ドアのガラスに反射してMick Taylorがいるのは見えて、地元コーラスと一緒にYCAGWYWのリハ。
うわああ。とか思いながらしばらくして終わって、コーラスグループの面々が私服で出てきた。うわああああ。


で、1つ下の階に下りてウロウロしていたら、何と!


何となんとナント!


BernardとDarrylがいるじゃありませんか!!


いやね。澳門でもいたよ。Bernardとか普通にドアの前歩いてたしね。Darrylも開演前のpitの中に来てたしね。
しかしあん時は周囲にも大勢いたし、あまりにもボーゼンとして写真撮るのが精一杯だったんだけども、今日は、俺のほかに先に捕まえてた日本人が2人いるだけ。


これはもう一生に一度のチャーーーーンス!


ということで、恐る恐るながら"Would you please let me take a photo ?"(俺の知る限り最大限丁寧の中学生英語である)と言うと、Bernardが"Off course, c'mon man!"と。
えええええええ。なんていいヒトなんだ、Bernard !!!!!
俺を真ん中にして、2人と肩を組んで3ショット。。。。。
もうただただ絶句なのである。ここまで来て良かった、ううう。



18:00くらいから入り口前に人がたまり始めて、もう追い返されなくなったのでいつものメンツで並ぶw
そして俺は前もって遠めに見ておいたんだが、手荷物無しレーンが奥にあるのだ。スリングバッグを持っていってたのだけども、これは以前に賭場のcloakに預けて、素手で準備万端。最速で抜けちゃうよーん。
しばらく待ってると、澳門ですぐ後ろにいたBangkokからというカップル(彼の方はたぶんイギリス人。彼女の方は東洋系。)も来て、一昨日チケット取れたから着たんだよ〜、と。

ということで19:00過ぎにドアオープン。
直前までドアの前で係員がバーコードリーダらしきものをガチャガチャやってたんだが、笑ってしまうことに、スキャンはなく、目視チェックのみ。
俺は前から5人目くらいだったけども、ダッシュで突入。手荷物なしレーンを抜けた時点で全員ブチ抜いてトップで会場に突入。
standingの入り口に到達してチケット見せて、一番乗りで最前列の一番前よりの角を確保!ベストの位置や。まあチャート通りでほぼ真横だけども、もうここまで来て贅沢は言えない。


しかし落ち着いてみると、完全にホテルの大宴会場なのね。椅子とか明らかに結婚式とか、いい目のセミナーとかで使う細いやつだし。日本のドームとかアリーナのパイプ椅子とは全然違う。
でステージは噂どおり低い。俺の胸あたり。ぜんぜん見えるよ。これは。
隣にはドイツ人のカップル(とは言っても俺と変わらんトシ)が来て、彼らはこの後いったん戻って、それからまたOZに飛ぶとw もうめちゃくちゃだよな。


待ってるとスタッフが準備する中でsetlistを機材の壁に貼って、デジカメで全開ズームにすれば撮れるじゃん、とか思って撮ってしまった。撮っただけで見なかったけど。
1時間ちょいくらい待って、20:30くらいに暗転。


と、同時にVIPの人々がドッと前に出てきて、正面はもうほぼ無法地帯。セキュリティももう止めないし、そりゃしょうがないわね。柵との間にかなりスペースあったし。ほぼ全員がself upgrade。
俺らのゾーンは元々柵の中だから、もう前に出ようがないんだけど。


いやあ、しかし今日も良かったね。やっぱ会場が小さいってのがイイ。一説によると5,000人程度だったらしい。
俺のこれまでの最小は武道館公演だから半分だ。でもあの広さなら5,000人だよなあ。ってのは判る。
Fan Voteでは遂に俺の望みどおりに"Live with Me"が入ったしさ。
柵に掴まって身体を揺らしながら生でstonesってやっぱサイコー。やっぱgrooveが違うんだなあ。Paulは絶対こんなんなんないし。
walkmanでもここんトコ狂ったようにStonesばっか聞いてるが、つくづくRock'n "Roll"なのだよ。Stonesは。"Roll"しまくりなのだ。


"Start Me Up"〜"Sympathy for the Devil"、そして上海では恐らく禁止だった"Brown Suger"という必殺の流れで本編終了。
ここらへんから、ああ、もうこれでStonesのおっかけも終わっちゃうんだなぁ、とちょっと悲しくなった。



いつも通り、"Satisfaction"でショウは終了。
ただ、これは今日のハイライトの1つだったと思うんだけど、俺らのいた最上階から下にエスカレーターで下りていく途中、ライブで高揚した客の群れが"Devil"の"Huh-Huh!"のchantを初めて、俺も当然のようにくっついてchantしたんだけど、あれはいい瞬間だったな。あれもまさに"gig"だわ。



まだ23:00前で終電まで少し時間があったので、賭場に入る。
最後に1回だけチャンスがあれば一撃離脱で、勝っても負けても帰ろうと。
なんとなく気分で350SGD(俺の一勝負としては決して小さい額ではない)をチップに交換。
テーブルを回りながら観察。
いくつかタイミングを計りながら、これかな、ってところでチップを全部を大に。


しびれる一瞬。


"11"


お見事。


いい一日だった。



01.Jumpin' Jack Flash
02.You Got Me Rocking
03.It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
04.Tumbling Dice
05.Wild Horses
06.Doom and Gloom
07.Live with Me (winner song vote)
08.Honky Tonk Women

    • Band Introductions --

09.Slipping Away (with Mick Taylor) (Keith Richards on lead vocals)
10.Before They Make Me Run (Keith Richards on lead vocals)
11.Midnight Rambler (with Mick Taylor)
12.Miss You
13.Paint It Black
14.Gimme Shelter
15.Start Me Up
16.Sympathy for the Devil
17.Brown Sugar

    • Encore --

18.You Can't Always Get What You Want (with the Singapore Youth Choir Ensemble Singers)
19.(I Can't Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)