Match 01 Brazil vs Croatia @ Arena Corinthians

gowest_lookeast2014-06-12

荷物が届いたおかげで代表シャツで参戦できる。
Tieteの駅のホームでMと待ち合わせ。ターミナルに入って、6/27と7/11のRio行バスを確保。
ターミナル内のポルキロで軽く昼メシ食ってから、スタジアムに向かう。


俺らのチケットはOesteながら指定されたArtur Alvimではなく、Corinthians/Itaqueraに行った。
クソ暑い中、歩いて近づいてみたが、結局通してもらえないらしく、1駅だけ乗ってArtur Alvimに戻るハメに。めんどくさ。


13:00にはArtur Alvimの駅に着いたが、そこから歩いてゲート前に行くとセキュリティで長蛇の列。炎天下の中、ひたすら並んで(並んだ列も悪かった)入場できたのが14:30。ふう。
やっとこさ中に入れてウロウロしてみたがどこも大混雑。merchテントに入ってみたが、Tシャツ類で欲しいものは皆無。コーラとビールのプラスティックカップには今日の日付と対戦国がプリントしてあった、これはいい土産になりそうだが、この飲み物買うのも大変な状況。どうにか買って、スタンドの席に着いたのが15:00過ぎ。
15:15にceremony開始なのでやれやれ。昨日のMさんもギリギリにBrasilのパチもんシャツを着てやってきた。
Ceremonyは正直、よーわからん、というか。まあでも特別なショウなんだな、ってフンイキはあったかな。


16:10くらいに早くもGK陣がアップに出てきて地鳴りのような歓声が起きる。
そしてフィールドプレイヤーが出てくるとさらに。David Luizだったかが、「ついにこの瞬間が来た!」という感じで拳を突き上げながら走って出てきたのが印象的。


いったん引っ込んでから選手入場。
一番感動したのはBrasil国歌斉唱。演奏で歌いきった後に、演奏無しでほぼ7万人の声で歌い上げた。
Camp NouとかSan Mamesのイムノで感動したことはあるけれど、他国の国歌斉唱でこれだけ感動したのは初めて。心底、ここまで来てよかったと思った。



しかし試合は。
不安定な立ち上がり。Selecaoはボールは持てるが攻めきれず、逆に不用意なカウンターを食らう。狙われてるのは明らかにAlvesのサイド。
イヤーな感じではあったが、それが見事に的中。やはり右サイドに侵入されて低いクロスが入ったところ、Croatiaの選手は触れなかったものの、Marceloの足に当たってなんとOGでCroatia先制。一瞬凍りつく、しかし気を取り直したように"Brasil!!"と叫ぶ場内。
三者的には面白い展開になったが、これを振り出しに戻したのがNeymar。


中央で受けて蹴った瞬間、GKが取ると思った。明らかにジャストミートしなかったシュート。
しかしこれが絶妙なコース。GK届かず。ポストの内側に当たってゴール。大爆発のスタジアム。俺らの仮設スタンド、揺れてるんですけどwww
あれはあえてミートせずにGKのタイミングを外したんだろうか。そうやって蹴ったならマジでバケモノ。


とにかく1-1で折り返し。しかしCroatiaのカウンターは相変わらず、試合は拮抗。後半に入ってからも似たような展開。
FredとHulkはイマイチ。Alvesもどうにも冴えず。唯一キレキレなのがOscar。


そしてそれが起きたときは何だかよく判らなかった。
今日の主審、日本人の西村がPKスポットを指す。
残り20分でFredが倒れたが、モロにゴール少なくとも俺の目にはPKには見えなかった。しかしPKはPK。日の丸つけた俺らに対して「日本人、エラい!」という視線が集中ww


こないだのAustralia戦の本田の比じゃないプレッシャーだったと思うが、Neymarが見事に決めて2-1。逆転。
これでCroatiaは苦しくなったが、やり方は変えない。
俺は2006年に全く同じカードをBerlinで見たが、あれはCroatiaが良く言えばSelecaoをrespectしすぎた、悪く言えば腰の引けた戦いかたで、つまんない試合だったが、今日は勇敢だった。その勇敢さのおかげでナイスゲームだった。


それでも最後はキレキレのOscarがドリブルから小さな振りでのトゥーキックでのシュートを決めて3-1。狂喜乱舞の場内。
うん。
こないだまで、Brasilが決勝まで行きさえすれば、勝っても負けてもどっちでもいいと思ってたけど、今日生で観て思った。
Brazilが優勝する瞬間を観てみたいと。


帰りはけっこうあっさりメトロに乗れた。
Mと別れて、何も食わずにホステルに戻る。