ほぼ定刻6:30くらいにPVG着。ちょっと薄暗い程度。
この時間、イミグレは楽勝。荷物を拾ってLeft Luggageを探して預ける。25元。思ってたよりは安い。
さて、地鉄で市内に向かうぞということで駅から乗ったのが7:30頃。始発だし当然のように空いてはいたが途中からガンガン乗り込んで来る。
PVGって、路線自体は市内直通の線があるんだけど、途中で乗り換え必須なんだよな。ということは、この満員電車を降りて再度そこからの始発電車に乗りこまねばならん。ということは、そこからは座れない可能性大。着いた時に乗り換えホームを見るとそれなりに秩序だって並んでいたので1本待てば座れそうな感じではあったが、とりあえず既に客を乗せて停まっていた車両に乗り込む。
当然ながらこれにも途中からガンガン乗り込んでくるので車内はもう完全に東京の通勤ラッシュと変わらん状態。ぎゅうぎゅう詰め。どの駅でも乗車に関してはちゃんと列を作っているように見えたが、問題は降車。乗り換え駅では相当な数の降車客もいるんだけど。さすがにドア近くの人がいったん降りたりはしない(あれをやるのは世界的にも日本人くらいだ)ので、降りるのはかなり大変。それなりにドアの近くに寄っておかないと乗り過ごしそうで怖い。とはいってもゲロ混みだからドアに寄るのも一苦労。
浦東側の最後の駅はオフィス街の筈だからけっこう人が降りるだろうと見当をつけていたら、案の定ドッと降りて行ったのでそこで位置調整が出来た。黄浦江を越えて次の駅が南京東路。ここで降りる。PVGから1時間弱。やれやれ。
地上に出ると通勤の人々。そして霧なのか、空気が悪いのか相当霞んでいる。ヒートテック+ロンT+ネルシャツでほとんど寒さは感じない。
とりあえず東に進んで外灘まで行ってみた。人はまだ少なかったけれど、とにかく霞んで視界が悪い。
うーん。ということで西に戻る。まだ商店はほとんど開いていない。
人民広場から南下して淮海路の方へ。チンタラ歩いてそういやこの辺にあったよなー、というパン屋でパンを買ってスタバに。グランデラテがなんと30元。1元=19円越えてるから要するに600円である。ぶっとぶ。恐らくアジアで一番高い。
例の映画館の角を右に曲がって北上。
南京西路にあるはずのorigに行ってみると、なんと。今日から改装で年内閉店ｗｗ 昨日なら開いてたのかよ。。。
かなりガッカリしながら東に折れて結局、スタバで朝メシ食っただけで南京東路に戻ってきてしまった。
仕方ない、あんま意味も無いけどとりあえずもう1度行ってみるか、ということで外灘。観光客、うじゃうじゃ。
13:30くらいに地鉄に乗ってPVGに戻る。南京東路からは座れなかったが、運よく次の駅で目の前の子が降りたのでそこからは座れた。ふう。乗り換え含めて1時間かけてPVG。
荷物拾う時に5元取られた。超過料金だったんだろうか。預ける時に時間を聞かれて、そのまんまの時間に戻ったんだが。イマイチよーわからん。
Arrival Hallにあったスタバでタンブラーを1つ買ってから、上のフロアへ。
14:55からチェックイン開始だったらしいんだけどもどういう訳か同時刻のKIX行のみだけ受け付けて、NRTは20分待てとのこと。なんでも遅れてるらしいんだが、しかしたったの20分ならチェックインさせろよ。。。荷物の詰め替えをしてから20分後にいくとチェックインできた。ラッキーなことにプレミアエコノミーにUG。これは素敵。しかしdelay決定で1時間25分。ということで200元のクーポン発行。まあ呉れるんなら貰うけど。
中国ならではのダラダラとして荷物検査＆出国。
クーポンはairsideの上のフロアで使えるということだったんだが、ファストフード系ばかり。漢堡王と許留山があって、さすがに200元あれば何でも食えるんだが、使えるのは1軒だけ。こういう時にTがいれば両方食えたのに。仕方なく許留山のマンゴーを諦めて、whopperを食う。フツ―のwhopperだった。しかも50元くらい。仕方ないけど。
ラウンジに入ってダラダラ待つ。だけどPEKのCAラウンジよりははるかに綺麗で食料もマトモである。先にwhopper食っちゃったけど。
リスケのスケジュールは18:35に搭乗開始で18:50発。時間になったので、ゲートに行って搭乗。客、めちゃめちゃ少ない。だからUGしてくれたのかな。
客が少ないので搭乗自体はすぐに終わっちゃったんだけども。霧のために離陸許可が出ないと。うむ。たしかに霧が立ち込めている。まあ飛べないんだろうね。
しかしそうするとオレ、終電に間に合わない可能性大なんですけど。1時間25分でも危ないし。それにNRTは最大でも離着陸23:00までの筈だよね。19:30までには出ないとどんなに飛ばしてもNRTには降りられないのでは？？
エンタメは始まってたので座って映画見ながら待ってる途中に何度か、まだ見通しが立ちません、から最悪欠航の可能性も、という旨のアナウンスがあったんだけども。
結局、19:40のアナウンスで欠航決定。うわ。どうなんの？これ。
しかもPVG自体が欠航の嵐らしく、イミグレの処理が混乱してて今降機しても待つだけなんで、ということで機内食を食ってくれ、と。まあ確かにこれはナイスな判断。ということでゲートに横づけしたまま、CAが配る機内食を食うｗ
だいたい食事が終わったあたりで降機。20:30過ぎ。
アナウンスでは、明日の予定はまだ決まってないけどもホテルを用意するので希望者はそちら、じゃなくて別のところに泊まるのなら連絡先を、とのこと。まあ俺はホテルに入れて貰うしかないんだけど。
しかしこれが驚いたことに、荷物は出ないと。いや出るんだけども、物凄く時間がかかって何時になるか判らないとのこと。なるほど、そりゃそうだろうね。大混乱だろうし。しかし、荷物が出ないのは厳しいな。着替えが無い。それでも俺は男だからいいけど。女の人は相当困ったんじゃないかな。
とりあえず先導付で降機してターミナルに戻ると。なるほど、欠航・delayで難民化した人々がうじゃうじゃいる。俺らは相当にマトモな対応をされてるんだけど、そうじゃないキャリアだってそりゃあるわな。。。
先導付で確保されたイミグレカウンターに行って、パスポートの処理。さくっと終わってNHカウンターへ。
地上係員が対応中。KIX行もそんなに乗っていなかったらしく、混乱という感じはしない。そもそもPVGってCA委託じゃなくてNHの人が相当いるのね。それで直に対応してくれるから手厚くなったのはあるだろうな。CA委託だと先導まで付いてこんなに至れり尽くせりは無かった気がする。それに人数が少なかったのもある。プレミアはCと一緒のグループで出て、後からYの人々が来たが見てると全クラス合わせてもせいぜい50人くらい。7〜8人いれば対応できるわな。ホテルっつっても250人よりはコストかからないし。
処理が終わった客からバスに誘導されてそこで満席になるまで待ってから移動。しかし外に出るとホントに物凄い霧だってのが判る。バスで走るのも危ないくらいなので、ずっと徐行運転。そりゃこれじゃ飛べないよね。車でもコワイもん。地上係員のお姉さん曰く「2年いるけど、こんなに霧が出たのは初めて」とのことで。
誘導されたホテルはなんとRamada。すげーな。CAからPEKでtransit提供されたことあるけど、ザ・賓館、って感じのイケてない安そうな空港ホテルだったが。
貰った部屋に入ったのが22:00。ふう。欧米系の立派なホテルの部屋だなあ、と。自腹でこんなの泊まらんぞｗ
それにしてもやれやれや。まさかこういう展開になるとはなあ。。。。
しばらくして部屋に電話あり。
明日は13:25発なので、各自ホテル提供のシャトルでPVGに来て下さい、と。了解。
