The Rolling Stones @ Ciudad Deportiva, Habana

gowest_lookeast2016-03-25

8:00くらいに起きた。シャワー浴びて、Fernandoに「一緒に行く?」と聞いてみると結局後で行くと。ということで出る。
9:00には着いた。行列少々。
しばらく待ってると、Fondaの前で会った、TorontoからのEl Mocambo親父に遭遇。向こうは覚えてなかったらしいがw


Mocambo親父はやはりなかなか行動的で、まあ押しも強いし連れが居るってのもあるけど周囲をウロウロして、あっちの門の方が空いてるぞといって移動する。
オマエも行くか?と言うので、親父の方が場数も踏んでるしこれまで何度もデカいショウもシアターも観てる筈なので、付いて移動することに。
近くの道端に公衆トイレボックスみたいのがあって、単に排水溝に流れるだけの恐ろしく単純な仕組みで、あれには驚いた。立ちションボックスやんな。
途中、一度だけジュースを買いに行ったついでに水(2本持ってたけど)を1本買おうとしたら既にガス入りのみだと。。。そんなん要らんわ。。。


さて14:00が近づくにつれて、ちょっと緊張感も出てきて13:30くらいから周囲は座り込みもやめてゲート周辺で密集状態になる。まあこれはいつもそうやね。
ゲートの仕切りに置いてあるのは、たんなるパイプ柵だけで警官が1人いるだけ。で、ゲートをどう開けるんだみたいな話をしつつ待っていたところ。
そろそろだぜ〜、って感じで待ってた14:00数分前。俺は気づかなかったんだけど、ヨソの門が開いたのに気が付いた先頭のBostonから来たお兄ちゃんが強引に引き倒して開門。ダッシュ開始!!!
ステージまで400mくらいはあったと思うんだけど、これがキツい。Mocambo親父も含めて、50代、60代のおっさんおばはんは簡単にブッちぎれたが、逆に10代20代の男子には完全にブッちぎられてしまうwww


しかも、近づいて行くにつれて判ったのはどうやら最前部にはまだフェンスがされたままで、恐らくどこかに入口があったとは思うんだけど、若い衆はどんどんフェンスを乗り越え始めている。で、フェンス内側にいる警官はそれを押し留めようととはしているものの、多勢に無勢。無法状態wwwww
くそ、こりゃ俺も乗り越えるしかねえな。ということでフェンスに取りついてよじ登るも、しかしこれが一筋縄ではいかない。そこそこ高いから飛び越えるというワケにも行かず。足をひっかけながら乗り越えるんだが、横から後ろから同時に乗り越えようとする奴らの手足が伸びてきて足が抜けなくなったりするw
それでもどうにか乗り越えてRonnie側のBステ寄りに突っ込むも柵確保には到らず。これは結構痛恨。。。
すごい押し合いへし合い状態で、予定通り20:30開始でもあと6時間半もあるんだぞwwwwアホみたいにこのまま待つのかよ、と思ってると本当に待つことになった。たまにどうにかスペースを見つけて座る奴らも居たけど、あれは圧力もかかって危ないよな。しかし流石に劣悪な環境に耐えかねて倒れて運ばれる女の子が数名。自発的に撤退する人も数名。ただやっぱここまで前に来れるのは若い奴らが圧倒的に多いから体力はあって、撤退者の数自体は凄く少なかった。


耐えて耐えて6時間半。待ちましたよ。立ったまま。スクリーンで時折ドキュメンタリーが流れてそれで気がまぎれる多少気がまぎれることはあったけど。でもキツかったわ。。。
ということで、ショウは20:30ちょい過ぎにスタート。
一発目は残念ながらSMUじゃなくて、JJF。でも今日のJJFは良かったんじゃないかな。Keithのギターもシャープで。
IORRとOOCはいつも通りカッコいい!!
song voteは、YGMR、GOOMC、"She's So Cold"、"All Down The Line"からで、俺はGOOMCに入れたんだけども、結果はADTL。これはちょっと残念。ADTLも悪くはないんだけどさあ。


そしてドトウの後半戦、Midnight Ramblerは素晴らしかった。いつも素晴らしいんだけど、今日もRonnieのギターが炸裂してとにかく素晴らしかった。SFTD〜Brown Sugarもカンペキ。
アンコールに入って、オーラスもいつも通り、"Satisfaction"。
なんだけどさ。なんだけどさ。
一体、何なんだ、あの"Satisfaction"は。俺、あんまり好きな曲じゃないんだけどさ。一番盛り上がったんじゃないか。"Satisfaction"が。めったくそ歌ってジャンプしまくってたやん。もうこっちはグッタリやで。一応接地したまま、それでも周囲に合わせて膝だけでタテ乗りしてたけどさ。体力ありすぎだろう、お前ら。。。
Mickもこれまでになくすげーノッってて、なかなか最後終わらなかったもんな。まあこれまでに体験したStonesのライブの中でも有数のハイエナジーのライブだったのは間違いないだろう。うん。


全部終わって客電(というのか?)が点いて、人混みを抜けながら後ろに向かったんだけど。まるで戦場の跡みたいに荒れていた。凄いライブだったのね。


01.Jumpin' Jack Flash
02.It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
03.Tumbling Dice
04.Out of Control
05.All Down the Line (by request)
06.Angie
07.Paint It Black
08.Honky Tonk Women
09.You Got the Silver (Keith Richards on lead vocals)
10.Before They Make Me Run (Keith Richards on lead vocals)
11.Midnight Rambler
12.Miss You
13.Gimme Shelter
14.Start Me Up
15.Sympathy for the Devil
16.Brown Sugar


Encore:
17.You Can't Always Get What You Want (with Cuban vocal group 'Entrevoces')
18. (I Can't Get No) Satisfaction



P.S.
Encoreの時に、"Otra, Otra"ってコールするんだけど、それに混じって"Rolling ! Rolling !"とコールするのには笑った。
YOUの「ローリングあるよ〜」ネタを思い出したw


P.S.2
開演までほぼ12時間待ったことになるけど、救いは天気。時折日差しはあったものの、太陽は概ね雲に隠れてどピーカンにはならなかった。一応日焼け止めも持って行ってて、ちゃんと塗っておけば問題はナシ。(それでもさすがに多少は焼けたけど)
ただ、グッタリして部屋に戻って(どういう訳か、1番乗りだった)Tシャツを脱ぐと、見事に白い塩を吹きまくっていた。まあ水分補給だけはずっと続けてたし、しかも14:00の入場ダッシュの後は一度もトイレ行かなかったからな。(驚いたことに、俺の周囲でもトイレに行った客は少数派)