車内読書

一昨日の朝、駅に行ったら難なく硬臥チケット買えた。やはり何らかの調整をしながら売ってるのは間違いない。 昨日の夜19:30に成都を出発して、途中で最大30分くらい遅れるも、最後に盛り返して定刻より早い19:30に懐化着。 テキトーに駅前のホテルに入る。思ってたよりかなり大きな街で、ややオドロキ。


「永すぎた春」 三島由紀夫
三島由紀夫はほとんど読んだ事がない。というかまともに読んだと言えるのは「豊饒の海」くらいだ。で、この「永すぎた春」は、たまたまSim'sにあったんで読んでみただけだが、なんというか、時代が出てますね。俺はセカチューの方が面白いと思いました。これも比較の対象としては適切ではないけれど。 



「新 アメリカ合州国」 本多勝一
でた。ホンダカツイチ。これもSim'sにあったので読んだだけ。なにげに、元祖の方の「アメリカ合州国」は高校生くらいの時に読んだ気がする。2006年という時代は本多勝一的な気分の人々にはかなり厳しいんだろうなあ、と思いながら読んでみたが、おそらくこのヒトは我関せず(苦々しくは思ってるだろうが)、我が道を進んでいるんだろう、と思い直した。
彼の意見に与するかどうかというのは置いておくとしても(そりゃ、全面的に与するする気には,
とてもじゃないが、なれない)、徹底した態度はエライ。それにこういうヒトが存在できるってのは、日本は自由な国だってことだ。永遠にメインストリームにはなれないだろうけど。