白石さん

雑誌を立ち読みしていて知った。
白石一文って、白石一郎の息子だったんか。
つーことは、つまり父子で直木賞を受賞したワケで、これは直木賞史上初のケースなのではなかろうか。


白石一郎と言えば、実はすぐ近くに住んでいたことがある。
最初に福岡市内に引っ越したのが、直木賞の次の年か、その次の年くらいだったのだけど、どうやら近くに住んでいるらしいという噂は聞いていた。
で、ある日、母が帰宅するなり開口一番
「そこで白石さんが歩いとった。散歩しよる感じやったね」
とのたまったので、フーンと思った記憶がある。
どこに住んでいたのかは定かではないけれど、恐らく徒歩5分圏内だったのだろうと思われ。


その時点で「海狼伝」は読んでいた(学校の図書館あたりで借りたんだろう)ような気がするけど、買い直してサインを貰おうとまでは思わなかったな。
あ、普通に面白かったけどね。「海狼伝」は。