モスタルに着いた。ここは古い石橋で有名だったハズなんだけど、やっぱり紛争で壊されて今ではなんでもない普通のコンクリートの橋に変わってて、萎えた。
ただ、昨日に引き続いて紛争の跡を目撃してしまった。
何かというと、街中にモスクがあって、まあそれは普通にモスクじゃん、ってだけなのだけど、珍しいことにモスクの横にちょっとした墓地があって、150〜200くらいの墓があったのだけど、よく見ると、そこの墓は全部1993年に死んだ人のものだった。
1920年代生まれから1980年代生まれ、1969-1993もあったし、中には1993-1993なんてのもあって、これはいくら何でもヘヴィすぎ。鳥肌が立ったわ。
当時のムスリムとクリスチャンの戦闘の最前線の通りは、弾痕どころじゃなくて、焼け落ちて壁と柱だけになった建物がズラリ。
こういうのってさあ。日本人はダメだよなあ。平和ボケって奴でさあ。
でも多分、戦争の跡って日本もこんな感じだったんだよなあ。
