This Is It

見る前に半ば予想はしていたのだけど、やっぱりこれは結局成し得なかったものの残骸なのだな、と思った。


このブログにも書いた記憶があるが、MadonnaのConfessions TourのDVDを見た後で、もしもMichaelが現在のテクノロジーを使って本気でshowを演ったら、どうなるんだろうと思い、それと同時に、もうそれは有り得ないんだろうなあとも思ったのだけど、本人が本気でやろうとしていたということは、この映像で伝わってきた。


所詮、俺はそんなに熱心なファンでもなく、まともに聴いた事があるのはそれこそ"Thriller"くらいなので、感じたのはせいぜいそれくらいか。まあ、誰もが知っているヒット曲というのは流石にいいんだけどね。でも、それだけ。あとは、もうちょっとサングラスを取ったシーンはないのかよ、と。
(まあ、ダンサーのオーディションのシーンは結構凄かったけど、Madonna同様にMichaelがダンスフロアの人々に崇拝されているのは当然の話だものね。)



だけども、今考えてみると、中学生の頃にドカーンと打ちあがったMTVというメディアで、Michaelが一番最初に映像を含めたPVの分野を作品発表の場として確立した瞬間というのは、ある種の革命的な瞬間でもあったのだろうなあとも思った。




その後の夜、国立でACL決勝。韓国の浦項が優勝。
決勝にも関わらず、ちょっとグダグダ気味の試合。


試合後、なぜか秋葉原でしゃぶしゃぶを食う。