戸籍

役所から電話あり。
郵送で戸籍を請求した件、なんと「住民票のある住所にしか送れない」と。
いや、かくかくしかじかで戻ってきて転入登録するために欲しいので、そもそも住民登録自体どこにも無いんですけど。という話をすると「両親か、周囲の人に委任状を書いてその人に取って貰って」と。
つまり、本人の戸籍を本人が取れないという事象は、実はそこそこ発生してるんだ。きっと。ところが全然関係のない第三者でさえも、委任状(いくらでもデッチ上げできる)さえ書けば誰でも取れると。
まあお役所だよなあ。どう足掻いても話を変えることは出来ないんだろうけどさ。けっこうボーゼン。


しかし、これって、もしも両親死んでて、かつ周囲に誰もいない場合ってどうなるんだ?
絶対にありえないパターンでもないと思うんだけど。
そして、自分が自分であるという証明をしなければならないというなにやら哲学的な命題(そもそもなぜそんな事が必要なんだ!)になってしまうが、なるほどまさに現代人は知らず知らずのうちにこうして国家(色んな人間が言及してるハズだが「国」なんぞは幻想だと俺も思う)という枠組みの中に絡め取られているのだなあ、と実感。


さて、現実に戻って、実際問題どうするかって話だが、親に頼むのは論外。せめて転出先をSFあたりにしとけば言い訳は効いたが、Bangkokだとなんじゃこりゃ?って話になるからなあ。
ということで委任状を書いて誰かさんに頼むしかないが、Tには頼めねえし、さてどうすっかな。。。


しかも入手できるのは目論見よりも大幅に遅れてからになるワケで、また悩みのタネが1つ。


P.S.
auのTVCMでさー。
"Don't Look Back in Anger"使ってるんだけどさー。
それはそれで凄い世の中になったと思う反面、そういう世代がCM曲を推せるくらい社会の中でエラくなったんだなあ、とも思ったが。
しかしたかが10秒くらいじゃ、あの曲の良さ、全然出てないよな。。。