転入

早朝4:30、MとUAカウンター前で合流。
俺の枠で、Mの荷物を2つ。どっちも32kgリミットいっぱいだったらしい。


6:00出発でほぼ定時14:10頃NRT着。
機内で「藁の盾」という日本映画を観たが、これがもう箸にも棒にもかからない。もしも俺が出資でもしていようものなら、憤怒の余り血管切れそうな映画。


荷物はさっさと出てきたので、どうにか14:47の京成に乗れた。
で、16:15くらいに部屋に戻って、K子さんから届いていた戸籍一式を持って区役所に着いたのが16:40。もう1本後だとアウトだったかも。
窓口のお姉さんは俺のパスポートをつらつらと見ていたが、届出自体は今日さっき入国時に押されたばかりのスタンプがあれば問題なかったらしい。まあ今日はあえてスタンプを貰ったワケだが、あれがなかったらどうだったんだろう。成田の入管まで確認走ったのかね。
あとは一応聞かれたが、
「国民保健はどうされます?」
「あ、会社の保険に加入するんで」
「じゃあ年金も会社ですね」
「はい」
で終了。どっちも入らねえっつーの。


かつ、住民票の発行用のカードを作ってもらったのだが、これとは別にコンビニでも発行できるカードもあると。そっちは時間的に無理なので明日になると言われた。そっちは要らない。
しかしこれで思ったのは、こういう下らんシステムにどれだけ税金使ってるんだろうか、と。だって前者のカードでも役所に行けば夜遅くでも発行は可能なわけだ。セブンイレブンではできないけど。そりゃね、コンビニでも出来た方が便利なのは間違いないよ。しかしそんなに頻繁に住民票を取る人がどれだけいるんだ?と。しかもカードは共通化されていないと。
まあね。
お役所なんて日本に限らずどこでもバカなカネの使い方ばっかしてるとは思うけど。


それにしても、今回の戸籍を通じてつくづく思ったのは、日本における「イエ」とは2013年においてはかくも無意味なものであって、しかしそれでも変えられずに非合理的な遺物として残っていくものなのだろうなあ、と。
正直、独り身としてはいい気はしないけどな。