入城

gowest_lookeast2013-09-01

早餐は7:00からということだったんで、6:45くらいに外に出て駅の東から出ているらしい山海関に行く33路を探してにいってみたけど、どう見てもありそうなフンイキではない。違う路線のバス停はあるんだけど。
諦めて戻って早餐。かなりまともだった。白粥だけじゃなかったし。
それなりに腹に詰め込んで、8:00くらいに荷物を置いてチェックアウト。


まずホテルの前から6路に乗る。これは昨日receptionの女の子が教えてくれた。
貰った地図を比べながらテキトーな所でおりて、33路が走るらしきところを探して20分くらいロスしたかしら。何のことはない、最初に降りた直ぐ近くに乗り場はあった。まあ知らないとこういうことはあるけど。
33路は途中ホテルから歩いて20分程度と思われる地点を走ったので、帰りは降りるならそこで降りるマーキング。小一時間走って10:00前には山海関の南門着!


そこから城の中に入る。まあ観光地的に整備されてるな。でもちょっと脇道入ると旧い胡同がゴロゴロ残ってる。
中心の鼓楼から東に折れて、天下第一関。50元(最高110元まで何か付いた料金があったが経験上こういうのは絶対ムダ。天下第一関がメインなんだから)払って中に入る。人ではそこそこ。でもゲッソリするほどでもない。ただ、狭いのね。歩くところがほとんど無い。端から端まで歩いても20分かからない程度。意外とつまらん。あの山の向こうまで延びて行く長城が見えるわけでもなし。それでも1時間くらいはいたかしらん。
思ったのは、これは整備されたからかもしれないけども長城の幅が物凄く広い。たぶんこれまでに見た各所の長城の倍くらいあったと思う。昔のままの幅だとすると、やっぱここは関門として大きな兵力を置いてしたし、つまりここら辺の脅威は凄く大きかったということやね。


次は25路で老龍頭へ。バス停の表示板を見ると25路は山海関〜老龍頭〜秦皇島と走るので、なんだこりゃ帰りは25路だな。
老龍頭も狭い。長城自体はほとんど歩けない。数百メートルという感じ。
でも海に突き出た部分はモロに先端まで歩けて、正直ここは「来たぜ!」と思ったね。これで長城は西の端の嘉峪関と、東の端の山海関(老龍頭)を制覇。途中は北京近郊の4箇所しか行ったこと無いけどw


思いの外、どっちも狭かったんで12:30くらいには見物終了してしまった。25路+6路で秦皇島火車站まで戻って、水餃で遅めの昼食。これで15:09の電車にちょうどいいくらいの時間になった。
中に入る前にチケットを叩いてみると空席があったので、変更のために窓口にいったが、やっぱその間に売り切れw 観念して無座で行くことに。


哈尔滨からの和諧号は定刻ぴったしに入線してきた。(もしかして、途中駅から中国の鉄道に乗るのって初めてかも?)
無座なんだけど車両だけは指定されていて、短い停車時間で前がモタモタしてた(たぶん少なからず無座がいたせいだと思われ)上に、俺はほぼ最後尾だったので、出発の警告音が鳴り始めて「ええい」と思い隣の車両に乗った。で、乗降スペースの通路寄りに座る場所確保。
周囲に無座が10人ちょいいたかな。でもどうにもならん、って感じではない。まあ2時間半ならね、というところか。
外の景色は全然見えない(ので北京に近づく様子は全くわからんかった)が、通路の端にある電光表示が見えて、アレを見る限りでは200km/hを超えたことは無かったと思う。なんでやろ。ちなみにこないだ大連で乗ったのはG列車だが、今日はD列車。T曰く広東のもD列車だったそうだけど。
ただ、通路の地べたに座ってるとタイトスカートの服務員のお姉さんが通るたびにいい感じの目の位置になってちょっと嬉しかったりする。おっさんやん。


そのD列車は200km以下で走りつつ定刻ぴったし17:28に北京到了!
メトロでホテルと取ってあった天壇東へ。ラッシュ時だったと思うけど、乗れないほどじゃない。そもそも火車站だから荷物大きい人は普通にいるし。
18:00くらいにチェックイン。やれやれだが、部屋がクソ狭い上にタバコが染み付いて匂いが酷い。まあ安ホテルか。


夜は西単に出撃。ぶらぶらしてると雷が鳴り始めて雨になった。昨夜同様に直ぐに止むと思ってるとちゃんと止んだけど。
晩メシは当然のように砂鍋白肉。そして当然のように美味い。ただここも値上げが凄いな。一番安いので60元もする。俺は78元のを食ったけど。初めて来たときは30元もしなかったと思うんだけどなあ。有名店ならではの殿様商売。でも来てしまうけど。


部屋に戻ると23:00からBTV体育でNorth London Derby開始。
Giroudの前半早々にゴールで先制したが、その後は睡魔に敗れ去ってしまった。。。


P.S.
北京までの車内で「海辺のカフカ」上巻読了。Steven Kingっぽいなあ、と思ったのはオレだけじゃないと思う。