The Rolling Stones @ Foro Sol, Ciudad de Mexico

gowest_lookeast2016-03-14

そこそこ寝た。とはいえ寝たのが早かったので6:00くらいには起きた。部屋の中のsignalが弱いので、ドアのすぐ横の机で試してみるとガンガンに繋がった。薄いドア1枚なのにな。
ここでネットやってると、フロントのおばちゃんが呼ぶので行ってみたら荷物が届いていた素晴らしい。深夜のうちに届いたっぽい。ノックしてた音が聞こえたような気もするがそのまま寝続けたので。


そこでネットしながらdesayuno食っていると、イタリア人のおばちゃんグループが"Buon Giorno"で押してくる。"Buenos Dias"。
シャワーを浴びて本当にさっぱり。生き返った気分。
Zocaloまでぶらぶら歩いてみたら丁度30分だった。近すぎず、遠すぎず。昨日も既にtongueロゴのシャツを着た人はZocalo周辺で散見されたけども、今日は当然の様に多い。そしてスタバに入ると昨日は気づかなかったCoconut Latteなるものがあるじゃありませんか。これは試さずにはいられない、ということでチャレンジ。ほんのりとcoconuts風味の甘さがあって、まあなるほどね、という味。


午後早めに戻って、スーパーのそばの屋台でお米と鶏の入ったスープ風のやつと、あとは初めてGorditasという奴を食ってみた。これがバカ美味。厚手のtortillaを焼いて開いて中に色々詰めて食うんだけども、俺が食ったのは恐らく最も基本的な奴だろうと思われる挽肉+レタス+チーズ+ソース。大きいので食いでがある。恐らく2つも食えばかなり腹が膨れるはず。前にそのスープがあったから1つしか食えなかったが。


Stonesが出てくるのは21:00からという話だったけど、18:00過ぎに出てメトロで乗り換え無しの5つ目くらいなので、18:30には着いてしまう。
入り口の前にはパチ物のテントが100張くらいあって笑ってしまった。これだけ豪快に正々堂々と売る所も珍しい。120MXNで7分袖のTシャツを1枚買ってしまう。
することもなし、中に入ると当然の様にボトルは不可。まあそりゃそうだわな。しかし驚いたのがキシリトールガムまでダメだったこと。意味不明。理解不能。後ろに並んでたおばちゃんはパチで買ったばかりのマグカップも没収でキレ気味。
会場はもともとレースコースだったそうで、コースを歩いて中に入るという何だかヘンな感じ。しかも近年は野球場としても使われているそうで、なんだかよくワカラン。


中に入って最初のテントでTシャツを調達。1枚450MXN。予想よりも断然安い。しかしこれが当然のように押し合いへし合いで秩序も何も無く、最前に辿り着くまでが一苦労。そこから売り子を捕まえるのにさらに一苦労。
前の方に日本人の女の子がいたらしく、俺が最前列に追いついても売り子が捕まえられないので「もう嫌だ〜、コレ」と呟いてるのが聴こえてしまったw。まあ店員も言葉も通じるかどうかワカラン客の相手は出来ればしたくないわなあ、客はいくらでもいるわけで。それは俺も同じだけどさ。でも結局俺は彼女よりも先にTシャツ2枚クリア。カード支払いよりも明らかに現金の方が早い。そもそもカードの支払い処理だけで物凄い待ち行列になってた。


19:30くらいから前座が始まったけど、特にどうということもなく。会場内をウロウロ。フィールドの後ろ半分は完全スタンディングで、若い衆が柵に掴まって眼をギラギラさせながら待っていた。こっちは指定席なので余裕。しかしステージが高いな。2.5mくらいはあった筈。最前列だとCharlieは頭くらいしか見えなかったんじゃなかろうか。当方は9列目なので余裕。
喉も渇いたし、どうやらビールはSouvenir CupだったのでTecateを飲む。(おかげでshowの最中にどうしてもガマンできなくなって、"Honky Tonk Women"が始まってからダッシュでトイレに行くハメに。終わるまでには席に戻ったけど。)
周囲の席は、やっぱ外国人多いよね。俺の場合も右隣はメキシコ人の若いお兄ちゃんだったけど、左はドイツ人のおっさんだったし。


予定通り、21:00にスタート。
PreshowのビデオはZipcodeのものを基本として、それをラテン風にアレンジしているw
そして最後に"Bienvenidos MEXICO"と出てドーン!みたいなwww


本日のオープニングは"Start Me Up"から!!!
やっぱしStonesのギグは、これから始まらないと。"Jumpin' Jack Flash"が悪いという訳では有り得ないけれども、"Start Me Up"以上に1曲目としてふさわしい曲は無いだろ!
立て続けにIORRに突入して、エンジン全開のグレイテストヒッツ状態。まあグレイテストヒッツだけで3時間ぶっ通しも可能ではあるんだが。
"Out Of Control"もちゃんと残って素晴らしい。
Requestは俺も入れたとおり、"Street Fighting Man"。うひょひょ。


そして今日一番素晴らしかったのは"Wild Horses"だと思う。たぶん今回のツアーでは初めて演ったんじゃないかな。最近、Keithはchorusもあんまりやらなくなったんだけど、これだけはchorusでMickの後ろに入ってきて、ちょっと泣けた。というかこれってヘンな話、Stonesファンが「Paulに勝ってる!」と確信できる数少ない瞬間じゃないかとw


"Midnight Rambler"ではまたしてもRonnieのギターが炸裂! 明らかにフレーズ変えたよね。去年のZipcodeでMTが抜けて、その時点でRonnieバージョンにはなったけど、今年はさらに進化している。凄い。これも40年以上前の曲なんだぜ?
ゲロ上手いギタリスト、というのでは決してないけども、ゲロ弾けるギタリストなんだなあ、Ronnieは。歴史的にはMTの後に加入したのがRonnieで本当に良かったと思うよ。もしも間違ってJeff BeckとかClaptonが加入してたら、もうとっくにStonesは解散してたかもしれないし。


"Miss You"で踊りまくって声だしまくってから、"Gimme Shelter"。初来日からメンバーだったLisaが今回初めて抜けて、新しくSasha Allenという若い(とは言っても30いくつだ)子が入ったんだけど、ハイトーンはSashaの方が出るかなあ。ただ声の太さはLisaの方が上だね。どっちが上とかは思わないけど、好みの問題。Bobbyが抜けてKarl Densonが入った時もそうだったように、新鮮さがあって俺はイイと思った。
終盤にJJFを持ってきて、Mickが例のdemonishに始めるSFTDはいつも通り。無敵の"Brown Sugar"で本編終了。
encoreは14 ON FIRE以来の鉄板でYCAGWYWと"Satisfaction"。でもオーラスに"Brown Sugar"を持って来れないかなあ。"Satisfaction"、あんま好きじゃないんだよな。"Brown Sugar"の方がいかにもStonesらしいサウンドじゃん?


さて、帰りはいったいどんだけ混むんだろう、終電は24:00のはずだけど乗れるのか?とか思ってたがアッサリ乗れた。あれ、なんでだろね。"Satisfaction"が終わってから客電がつくまでに相当時間があったから、そこまでにかなり位置を稼いだのは大きかったとは思うけれど。


夜、部屋に戻って寝る段になってから明らかに発熱。足先が冷たく、ソックス履いて寝る。日中からずっと鼻水が出てはいたんだけど。そんなに水分を摂っていたわけでもないのに、何度もトイレに起きる。そしてそれでベッドから出るたびに震えそうになる。まずいかな。




01.Start Me Up
02.It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
03.Tumbling Dice
04.Out of Control
05.Street Fighting Man (by request)
06.Wild Horses
07.Paint It Black
08.Honky Tonk Women
(followed by the band introduction)
09.You Got the Silver (Keith Richards on lead vocals)
10.Before They Make Me Run (Keith Richards on lead vocals)
11.Midnight Rambler
12.Miss You
13.Gimme Shelter
14.Jumpin' Jack Flash
15.Sympathy for the Devil
16.Brown Sugar


Encore:
17.You Can't Always Get What You Want (with Coro Elementuum)
18.(I Can't Get No) Satisfaction