ストリップバーに、行った。

gowest_lookeast2005-09-27

ソフィアに戻ってきた。


スコピエユースホステルで、ティラナを出るときに一緒だったオーストラリア人と再会して、まあこれは想定の範囲内だったのだけど、今朝会ってまた一緒に国境を越えることが判明。
オーストラリア人は、マケドニア入国にはビザが要るんだそうだ。
そんで、この後はルーマニアに入るそうで、それも俺と一緒なんだけど、何とオーストラリア人はルーマニアもビザが要るということで、これにはビクーリ。

こういうのを聞くと、日本のパスポートって、ほとんど最強だよなあ、としみじみ思う。
ロンプラのビザセクションみても、citizens of US, EU and Japan do not require visaってなんぼでもあるしな。


彼がソフィアでパスポートを取る間に俺はプロブディフとベリコ・タルノヴォを回ることになるんで、なんだかブカレストでまた会うかもね、つって別れる。


ソフィアには2泊しかしないんだけど、シャワー、トイレ、キッチン、冷蔵庫、CATV付のアパートを借りてみた。値切って50レヴァ/泊。3500円。安いな。



物を使えば損耗するのは当然なんだけど、ここに来て色んな物がヘタってきた。
バックパックの他に、普通の街歩き用を1つ持ってきてて、これは元々ボロボロで、アジアはともかく欧州をこれで歩くのはツラいということで予定通りイスタンブールで手頃なものを買ったんだけど、2つほど思わぬものが壊れた。


1つはバックパックで、とりあえず使うぶんには支障ないものの、チャックのつまみが捻じり切れた。けっこうくたびれ気味ではあるんで、この旅が終わったら新しいのがいるかも。無職だけど。


もう1つはジーンズで、これはけっこうヤヴァい。
ヒゲの部分が擦り切れてきたのと、足の外側のステッチ横も擦り切れてきたのは、イスタンブールで気がついて、これは11月に沖縄に遊びに行った時に劇安で買った502なのだけども、たかだか1年も経たないうちにこのザマはないだろうとは思いながらも、その時点ではあと1ヶ月くらいは持つやろ、と思っていたところ、その後、内股の部分が相当深刻な症状ということがハッカクして、ここにきて完全に破れた。
まだ普通にしてれば誰も気づかない程度ではあるけど、この後で破れ目が広がるのは間違いなく、どこかでジーンズを調達する必要あり。
ということで、ソフィアに戻ってリーバイスのショップがあったんで、入ってみたんだけど、これが高い! 501に関しては日本と変わらん!
正直、ここで12000円も出して買う気にはならんなあ、ということで、次の大きな街、ブカレストに期待することにする。あと、1週間くらいなら、なんとかなるやろ。


それから、先週逃したフレッド・ペリーのショップにジャージ探しにいった。
どういうワケか、フレッド・ペリーだけじゃなくて、mercも置いていた。
「おお、mercじゃん!」(ここは日本語で独り言)と言うと、
ショップの店員「merc知ってるか?」
「知ってる。ロンドンのショップだろ」
「日本でも人気あるか?」
「あー、多分、あまり有名じゃないな。俺、ロンドンに行くときはいつもカーナビーには行くから、たまたま知ってるんだ」(カコイイ!)
「フレッド・ペリーは?」
「フレッド・ペリーは日本でも有名だな」


ただ、肝心のジャージは置いてなくて、ショップの店員が着てたんで、「こういうジャージは、ないのん?」と尋ねたら「来週入荷」とのことで、ジャージはダメだあ。
ちょっとよさげなジップアップのニットがあったんだけど、バックパックを担ぐことを考えると、ニットはツライよなあ。
ジャージならあまり傷みを気にせずにバリバリ着られるんだけど。


夕方、先週通った時にも行列だったピザのスタンドに並んでみた。
普通にピザだった。これでお腹いっぱいになってしまって、夕食はパスしてしまった。おかげで安くついた。


夜、カンプノウでのウディネーゼ戦でロナウジーニョが直接FKを決めたのをみて、「ああ、こりゃ普通に勝つわ」と思って、外に出て、ストリップバーに行ってみた。ここはストリップの街だ。(と俺が決めた)


入り口で、入場料を尋ねたら5レヴァ。安っ!
日本でいくら取られるのかは知らないけど、350円じゃ絶対に入れてくれないと思う。
リーバイスは高いのに、ストリップは安いんだ。ソフィア。
んで、中に入ると客は20人くらい。5〜6人の日本人のグループはいかにも「出張です」な臭いで全員50代以上。
ポールというかバーのついたお立ち台が中央に3つくらいあって、それぞれの上で女の子が踊る。それを囲む通路があって、その外側にボックス席が並ぶ。席からお立ち台までは2〜3m。女の子は、紐パンだけつけてる子もいるけど、基本的に全裸。若い子だけじゃなくて、どう見ても30超えてるのもいる。だいたい1曲5分くらいの曲が変わるごとに女の子も交替。女の子は20人くらいいたかなあ。踊ってない時は、隅っこのボックス席で、けだるそうに座ってんの。


で、気に入った子がいたら、10レヴァだか20レヴァを払えば、ボックスに来て膝の上に彼女を座らせて、なんか腰を振ってクネクネ踊ってくれる。腰とお尻のお触りはOKらしい。
日本人のおじさんも(勿論、それ以外の客も)、これでな何度か女の子を座らせて「いやあ。たまりませんなあ」みたいな感じに見えたのだけど、あれは何が嬉しいのか理解不能
つーか、それって、ただの蛇の生殺し状態に陥るだけじゃん!
それに、やっぱこういうトコは2〜3人で来て、バカな話でもしながら見るのが一番楽しそうだな。


ということで、俺はビール2本だけ飲んで、2時間(もいたのかよ!)くらいで出た。
帰りは暗い道で、人気がなくて、かなりコワかった。


バルサロナウジーニョのハットを含む4-1で爆勝!