ファソラシドレミファソー♪

gowest_lookeast2006-01-23

今朝までアレッポ(シリア北端。トルコとの国境まで車で30分くらい)にいたのだけど、ムチャクチャに寒かった。昨日も一日ダウンジャケット着てたし、今朝は起きて外に出ると雨が降ってて、ホステルの前に停まってた車の屋根にはシャーベット状になった氷が積もってた。
朝から移動で小雨の中、バスターミナルまで歩いてたら途中で雹になった。


ということで、バスでレバノンベイルートに向かう。10:30に出たバスは13:40に国境到着。シリア出国はスンナリだったが、レバノン入国は車内で唯一の外国人である俺だけ呼ばれる。まあ、そうだろうな。無料を期待したのだけど、ビザ印紙に25000レバノンポンドとのこと。
ドル払いはダメだから外で替えて来い、と言われて、闇両替。$51→75000ポンド。100ポンドで\75くらい。
なんだかんだで45分くらいかかって、無事スタンプを頂いてレバノン入国。


レバノンに入ってからいきなり道が悪くなる。舗装はされてるんだけど、穴ぼこ多し。レバノンの方が整ってると思ってたんで、ちょっと意外。


車中では、ずっとプレイヤーを聞いてたんだけど、やっとくるりの"NIKKI"を真面目に聴いた。12月に日本に帰った時にCDをまとめて買ったのだけど、よく聞いてたのはストーンズとマドンナの新譜だけで、くるりのはあまり聞いてなかったんだ。
そこで思ったのは、矢野顕子が参加してるからってワケではないが、なんか昔のポップスくさいな。まあいいんだけど、これまでのくるりとは一味違うというか、新しいステージに入ったという感はあるな。"アンテナ"は集大成みたいなアルバムだったし。


そんで、
赤い電車は唄い出す、ファソラシドレミファソ〜♪」
というフレーズなんだが、コレはアレだったのか!
京急ユーザーじゃないと理解できない詞じゃん!
と気が付いた。
すごいぞ、岸田繁。アノ音までそっくり入ってて、まさかサンプリングじゃあないと思うが。
「印西牧の原行の急行」といい、岸田は京急浅草線・京成沿線利用者なんだなw


さて、スンナリ走れば16:30にはベイルートに着いた筈なんだけど、途中バスの故障でしばらく立ち往生して、修理できずに結局、後から来たバスに乗り換えて、17:30ベイルートのCharles Helouターミナル着。


そんで、ロンプラお薦めの、ターミナルそばのホステルに入ったら満室。ドミベッドもなし。姉妹ホテルなら$20でシングルがあるというんで、どうするべえなあ、と思ってたら丁度そこに、ハマで会った日本人夫婦が。
まあ、どっかで会うやろ、と思ってたらいきなりかよ。
彼らは日本を出て1年半。アジアをくまなく回って東欧の後、南下してきた所。あと1年の予定で、この後アフリカから中南米に入って、西欧に戻ってシベリア鉄道で帰ると。いるよな。こういうの。
彼らは先にレバノンに入ったのだけど、その時はビザ無料で取れたそうだ。ちょっと損した気分。


仕方ないんで歩いて移動して$20のホテルに入る。


夜、テレビ見てたらMan U vs Liverpoolやってて、ロスタイム突入とほぼ同時にコーナーからFerdinandのヘッドが決まって1-0。そのまま。


25:00くらいにCNNで堀江タイーホの報。