機上にて

gowest_lookeast2006-03-03

昨日はカイロからウィーン。
エジプト航空には初めて乗った。
往路便の機内食では基本的にスプーン&フォークを頂くことにしている。1本ずつあれば旅行中に何かと便利だから。これが高じて、各社のものを集めるようになった。ということで、我が家のスプーン&フォークはほぼ全部航空会社のロゴ入り。


ところが、9.11以降、セキュリティ強化でプラスティック製が使われるようになって、ちょっと困ってしまってたところ、ある時に、ゲロ袋収集家による各社のゲロ袋写真サイトを発見。


負けた。と思った。


それ以降はゲロ袋を集めることにした。これなら機内食がない短距離便でもシートポケットには必ず入ってる。友人にも、土産は要らないので、マイナーキャリアに乗るときにはかならずゲロ袋を持ち帰るように頼んでいる。
ということで、エジプト航空のゲロ袋、ゲット。


ウィーンではケーキだけ食って、今日はウィーンからバルセロナ


当然ながら雪のアルプスを越えて飛ぶ。時折、道路とか川や集落が見えたりして、ああこんなアルプスの山奥にも人が住んでんのね、って感じ。



アメリカの国内線にはあまり乗ったことないんだけど、欧州内はさすがに狭い範囲に大きなハブが10も20もあるので、飛行機で飛んでると、けっこう他の飛行機が飛んでるのが見えて、並行に飛んでたり、逆の方向に飛んでたり、下の方を飛んでたり、よくもまあこんなに沢山の飛行機が飛んでるんだなあ、と思うけど、今日は初めての体験があった。


あれは黒かったんで、飛行機雲ではなくて、ジェット燃料の排気みたいなもんだと思うんだけど、あきらかに別の飛行機が前に飛んだ航跡につっこんで飛んだ。当然といえば当然なんだが、バカバカ燃料を燃やして飛んでるんだよなあ、と思った。


アルプスを越えて、平野部に入った。
駅舎があって、線路が引込み線のように集まってるのが見えたんで、かなり大きな街の上空。
ん? あの駅前の感じ、ミラノっぽくね?? そうすっとあっちにドゥオーモがあるはずなんだが。。。あ。あれか。けど、広場ってあっち側にあるんだっけ?駅側じゃなかったっけ?うーん。 でも建物はドゥオーモっぽいけどな。そうすっと、あっちに、ああサンシーロか。しかし、ちっちゃくね? 駅と大きさ変わらんやん。 感じとしてはミラノなんだけどな。確信が持てん。アナウンスでもないかな。


と思ってたら、ジャストタイミングで機長から天候のアナウンスの後に、「ただいま、ミラノ上空」の旨。おお、やっぱしそうか。しかし、ミラノの街、上から見ると小さいな。すぐに畑と野原になるというか、畑と野原に囲まれてるじゃん。
以前、どこかでイタリア人と
「どっから来たの?」
「ミラノから」
「ああ、大きな街だね」
「どっから来たの?」
「東京から」
「そっちの方が全然大きいじゃん」
みたいな話をしたことがあるんだけど、確かにこうやって見ると東京の大きさは異常だよなあ。



バルセロナ着。思ったより暖かくてジャージでOK。ホテルに荷物置いて、ソッコーでカンプノウに行って、明日のデポル戦チケットをゲット。ラテラル2階で1枚64ユーロ。たっけー。
驚くべきことに、試合の日付とキックオフ時間が入ってない。。。


夜、Mっちと合流。
持ってくるように頼んでた、Numberのバルサ特集をゲット。さらにたまたま持ってた風邪薬も貰う。ありがたや。
早起きと、薬と、ビールが効いたのか、早く眠くなってきた。爆睡。