万里長城

機内アナウンスによると、成田は雨。
着陸すると、相当に降ってたので、こりゃタクシーか、と覚悟したが、立石に着く頃にはかなり小降りになったので、傘は持ってなかったが強引に歩く。


夜、一足先に帰国してた原Dさんから電話。
俺が北京を出た次の日、バスで八達嶺に行ったが、片道所要4時間。
しかも渋滞で手前で下されて、長城もトンでもない人混みで城壁の上は満員電車状態だったと。
季節がらもあるんだろうが、やっぱ中国人は数が多すぎる。エコロジーの観点からも半分くらいに減ってくれた方がいいような気がするwww


偶然にも今夜の「世界遺産」は万里の長城
俺は八達嶺と、西の端の嘉峪関しか行ったことがないが、今や嘉峪関の本当に西の端っこの方は、工事現場の土盛りみたいな状態ではあるものの、まあそれでもこれは大した代物。
しかし番組内では北からの侵略には効果があったと説明していたが、あれは本当なんだろうか。
壁をつくっただけではなく、少なくともそれぞれの砦には兵士を置いておく必要があった筈で、そのコストたるや途方もないものであったに違いなく、しかもこれはあくまでも防御陣地にすぎず、兵法の原理として攻撃側が自由に攻撃点を選べるという点を考えると、長さは数千キロあったかもしれんが厚さはせいぜい10m程度に過ぎないこの薄い膜が本当に効果的だったと言えるかというと、相当に疑わしい。
攻撃側が兵力を1点に集中すれば、突破するのは難しいことではないであろう、と想像する方がまともだと思うんだが。