Go Back to China

gowest_lookeast2011-06-05

朝からツアーで金山嶺の長城ツアー。
南鑼鼓巷のホステルで申し込んだら、俺以外は全員白人のツアーだった。あ、ガイドは中国人の女の子だったな。


しかし、万里の長城は、いつみてもあっけに取られるしかない。
こんな山奥に、これだけのものを造って、しかも維持して、常時兵隊を置いておく、というのは途方も無いコストがかかってたと思うんだけど、それをやってしまう漢民族の思考様式というのは、やはり島国の俺らからすると、発想として有り得ない。これは日本人だけでなく、恐らく欧州諸民族にしても同じだと思うんだけど。


金山嶺は、八達嶺とか慕田峪ほど綺麗に整備・修復されておらず、建造した後に壊れっぱなしで手付かずです、みたいな区間も散見。しかしそれはそれで長城の一面を見た、という気はする。


3時間ほどあるいて、終着。体力的にはまだ2時間くらいは歩けるぜ、という状態ではあったけれども、翌日はふくらはぎが筋肉痛にはなった。さすがに東京の街を3時間歩くのとはワケが違うとは思うが、アップダウンが激しいとはいえたかが3時間歩いたくらいでこのザマはないんじゃない?とも思った。


ちょっと休憩して遠くまで延びる長城を眺めながら、くるりの"Go Back to China〜World's End Supernova"なんかを聴いていると、
「やっぱ、旅はサイコーだぜ!」
という気分になった。
ああ、俺って、単純。