86時間と37分!

gowest_lookeast2013-09-14

本来は6人ドミのところ、俺が追加で7人だったんだが、4人組が早朝に出て行ったので、一気に広くなった。
今日は空きがあるそうだったので、下段に移動。


昨日買っておいたヨーグルトと手持ちのビスケットをちょこっと齧って朝メシにしてから、シャワー浴びてから、会話帳とにらめっこでMoscow行のプラッツカールトを買うためのキリル文字でのメモ作成。
そうこうしてると俺のマシンも繋がったので、自分でロシア国鉄に繋いでみたが、やっぱマトモな列車は出てこない。うーん。とりあえず駅に行って見るか。実際、出てくるかもしれんし。
ということで、昨日の子は朝までで交代になったらしく(シャワー浴びるときにパンイチで出た時にバッタリ会ったので冗談めかして"Oh, excuse me〜"というと"No. It's fine〜♪"だって。可愛いすぐるw)、別の子に変わったのでその子にメモ見せて、これで読める?と尋ねるとカンペキだったらしい。


それ持って駅まで歩く。30分はかからんけど、20分くらいかな。荷物持って歩くのはちょっと、ってくらい。
で駅に並んで窓口にメモを出したが、やっぱネットで引いたのと同じのしか出ない。。。。
まあしゃあないわ、ってことでIrkutsk発が16(月)18:34で、Moscow着が20(金)4:11という比較的マシ(でも十分スゴイと思うわ。86時間以上だぜ。。。)な列車にした。プラッツカールト。さて、どうなることやら。軽く死ねそうな気もするけど。86時間はともあれ、これでMoscowまでは行けると。途中で死ななければw


かなり酷い状況とはいえ、決まったことは決まったこととして多少は気分が軽くなりつつも、旧市街の教会なんぞを見ながらぶらぶら。
遅めの昼を、これまた安めのカフェテリアに入ってボルシチ食ってから、City Museumに行って見た。
ほとんどがロシア語の展示で、英語は簡単な説明だけだったが、富裕層(=商人)の家がMuseumになってて当時の生活に使われていたものが見られた。そういえばロシアの上流層は歴史的にフランスの影響が大きいとは聞いていたがなるほどそういうことか、って感じ、それで"Paris of Siberia"ってのもあったのね。きっと。
ちなみに古いお札の展示もあって、帝政時代のものから、戦中、戦後のものまで。1938年発行のものは時局を反映してか兵隊の絵ばかり。なるほどねえ。そして戦後の1947年発行のものになると一斉にLeninの顔。Stalinは最後までお札にはならなかったということなんやろか。
なかなか興味深い展示であった。うん。
で係員のおばちゃんがチョー片言の英語使えて、彼女は明らかに東アジア系の顔だったので中国系なのか尋ねてみるとBuryato族だと。これもなるほどねえ。アジアは広い。


早めに宿に戻って、この先はMoscowに着くまで有り得ないので今日のうちにゆっくりシャワー浴びて身体を磨いておく。ついでに洗濯機も回す。


繋がるようになったマシンでネットを叩いて、ついでにSt.PetersburgからBerlinまでの木曜発のみの週イチ列車を調べると、ここしかないという10/3(木)発は残り19。マジかよ、と思いそのまま購入できないか、試してみたがクソ重いのかなかなか上手くいかない。何度もやり直しかつ重い反応を待ちながら、ようやっと支払いカードの入力、認証まで進んでsecurecordの入力までやってこれで遂に買えたかと思いきや、最後の最後でdeclineになった。くそ。。。
気を取り直して、明日また駅に行って見るか。今日みたいに紙に書いて行けば全然イケることは判ったし、この部分は日付も列車番号も狙い撃ちやし。全国で買えるようになってるなら、問題は無いはず。でネットで買えるくらいなんだから、買えるやろ。普通に。たぶん。。。


P.S.
スメタナ」という単語を覚えた。スープなんかにいれるサワークリームのこと。しょーもないけど。
今夜は、あのUkraineでもよくあったカフェテリア形式の店に行ったが、圧倒的にラクだ。メニュー読めなくても、ブツが目の前にあるだけに、途方も無くハズすことはない。ただし、これだと単語を覚えないのよね。。。