WBC

準決勝。
US戦。
Dodger Stadiumでの試合は日本時間で10:00から。
雨が降っててちょっと寒そうな気配さえあった。


6回まで投げた菅野と7回8回を継いだ千賀は良く投げたが。
エラー2つが揃って失点に繋がったのが最大の問題。このエラーについては、ここまで東京ドームでやった試合でどれだけ大きなアドバンテージを得ていたかをまざまざと痛感させられた。


もう1つはとにかく打てなかった。というか捉えられなかった。散発4安打でうち1本がホームラン。
チャンスらしいチャンスは8回に代打内川が先頭で出てから送りバントで作った1死2塁から2死1、2塁まで。これではどうにもならん。
正直、USの投手は球の力だけならば菅野と千賀の2人を上回る投手は1人もいなかったと思うが。打たれにくい球、打ちにくい球という点では上回っていたのかもしれない。2番手以降は変則投手の見本市みたいな感じでもあったし。


負け惜しみになるが、力負けしたとは思っていない。これは恐らく多くの日本のファンが同意してくれるんじゃなかろうか。バッタバッタと三振取られて手も足も出ない、というのならまだしも。そこがこのモヤモヤ感に繋がっているんだと思う。


後はやっぱりこのフォーマットでやるなら2次ラウンドからUS開催にしないと厳しいだろう。
長距離移動していきなり環境が変わって2連勝が必要、というのはハードルが高い。2次ラウンドをUSでやれば、3つのうち1つは負けられる上に場馴れもしてくるだろうし。
調べてみると、実際前回大会も東京から準決勝に進んだ2ヶ国は揃って準決勝敗退。決勝はUSラウンドからの2ヶ国となっている。今回も結局そうだし。


まあ次回があるのかどうかは判らないが、勝ってもむなしそうな五輪よりは、WBC継続して欲しいよ。マジな話。