ヒッチハイカー

gowest_lookeast2005-10-29

ザダールからザグレブに移動。ザダールでは市内じゃなくて、路線バスでちょっと離れたところまで行ったヨットハーバーのそばのユースに泊まってたのだけど、ここで朝食を摂ってた時に、ドイツ人の子に「この週末でサマータイムが終わるけど知ってる?」と言われて、この週末は知ってたんだけど、何時からなのか知らなかったんで、それは教えてもらった。
日曜の3AMになったら1時間時計を戻せ、とのこと。
朝から移動する可能性が高いことを考えると、これは貴重な話であった。


それにしても、ドブロブニクからスプリトトロギール、ザダールと、クロアチアの沿岸部は素晴らしかった。天気が良かったこと(昼間は長袖Tシャツで汗ばむ)もあるけど、青い空と、光る海と、古い城砦の壁に囲まれた旧市街があって、微妙にシーズンオフに入りかけでバカみたいに観光客もいないし、大正解だったな。



バスでザグレブに着いて、ベッドを確保する前に駅で電車の時間を調べてたら、パッカーに「この辺で安いホステル知らない?」って声かけられたんで、「知ってる。俺、これから行く所。一緒に行く?」ってことで一緒に行って、同じ部屋に泊まることに。


これが面白い奴で、ハンガリー人でブダペストから着いたんだけど、ヒッチハイクでここまで来て、明日もヒッチでリエカまで。
ということで「ZAGREB」って書いたボード持ってんの。
そんで、明日用に「RIJECA」を作んなきゃ、とか言って、その裏に書くの。
もう同室のイスラエル人と、別の日本人とでゲラゲラ笑って、日本人とは二人で「コイツ、猿岩石だぁ!」とか言ってウケるし、これまでもヒッチでブダペストからパリまで往復した時の話とか、ケッサクだったのがこれまでにヒッチした一番スゴイものは「機関車」。。。


その時は、ちゃんと電車で帰ろうと思ったんだけど、電車がなくなってたんだって。
そんで、仕方ないから駅の構内に止まってた機関車まで行ったら、運転手が居たんで「ハンガリーまで乗せてくれないか」と頼んだら、OK! とか言って乗せてくれたんだって。


いや、旅ネタで久々にああいう面白い奴に遭ったな。ホントに面白かった。


ちなみに俺のヒッチ歴は、ラオスの超田舎でバスを降りたはいいが、そこからの乗り継ぎもなにもなくて、仕方ないんで目的の方向に歩きながらヒッチでトラック止めて乗せて貰ったことが一度あるだけ。


ところで、ここでイスラエル人とハンガリー人に時間が替わることを話したんだが、奴らは全く気が付いてなくて、
「そういや、そうだな。で、何時に替わるの?」
って、オマエらの都合でこうなってるんだろ!