Tottenham Hotspur vs West Bromwich Albion @ White Hart Lane

gowest_lookeast2006-03-27

N森によると、N森家最寄のバス停から8:40のバスに乗れば、9:15のケンブリッジ発ロンドン行のバスには乗れる、と言う事だったんで、そうした。
Y美さんは、
「ええーっ。間に合うのぉ?8:50でもバス来なくて、待ってる人がいることあるよぉ」
(毎日8:50頃、姫様2人を学校に送っていく時に、バス停を通ってる)
とのことだったんだが。。。


案の定、来ない。


反対側では、バスが2台続けて来た。N森は冷静に、
「あー。これは、折り返しで2台続けてくるパターンだな」
って、オイ!



そのうち、さっき玄関で別れたY美さんと子供達がやってきた。
「やっぱり来てないじゃんwwww」
さて、ここで俺が前もってネットで買っておいた9:15のバスチケット、乗れなかった時には次のバスに乗れるのか。
ある程度のディスカウントが着いてるんで、ちょっと怪しい感じ。買うときにConditionsはあまりマジメに呼んでなかったんだが、ここでY美さんが、
サマータイム知らなかったことにすればいいじゃん。そしたら今はまだ8:00ってことになるし」
なるほど、それは言い訳としてはGood Idea。
そうなのだ。昨日からサマータイムで、N森家でもあの時計この時計、全部1時間進めなきゃイカンってことで、めんどくさい。


そんなこんなでバスが来たのは9:00。本当に2台連なって来た。
バスはかなり順調に走ったらしく、N森曰く、
「これ、間に合うかもしれないな。ここでいつも渋滞で時間かかるけど、今日は流れてる」
ということで、思わず期待したんだが、バスターミナルがもうあそこに見えてる、って所でいきなり意味もなくバスが停まった。
2台連なって戻ると怒られるんで、時間を調整したんじゃないかとか思ったんだが、とにかく着いたのは9:20で、やっぱりアウト。


仕方なく、次のバスを待って乗る。一瞬だけ街をぶらぶら。基本的に15年前と変わってない。古い街なんだから当たり前か。
わざわざ自分の時計はもう一度、1時間戻して乗車に臨んだ。
プリントアウトしたチケットを運転手に見せる。2秒くらい見て、何も言われずに乗れた。
振り替えが可能だったのか、単なる見落としなのか、もういいやと思ったのか、よくワカランがとにかく乗れたんでそれはそれでおっけー。


12:30くらいにVictoria着。Notting Hill Gateのホテルに荷物放り込んで、外に出る。
前回は、プレイヤーにHard-Fiのアルバムを入れてくるのを忘れてたんだけど、今回は持ってきた。これをブン回してぶらぶら。英国ロックの王道パターンで気持ちイイ。どーだ、参ったか、アメ公には逆立ちしてもこんな音は出せねえだろ。


しかし2週間じゃあ何も変わらんよなあ、と思いつつもOriginalsに行ったら、あった。London店限定Tシャツ。
こないだはなくて、
「あー、もう手に入らないー。前に来たときに買っとくべきだったー。つうこんのいちげき。。。」
と思ってたんだけど、再入荷してた。25もしたけど、ソッコーで買う。


夕方、いったんホテルに戻ってからWhite Hart Laneに出撃。
20:00キックオフなんだが、19:30くらいまでは薄暮って感じ。これ、サマータイムじゃなかったらまだまだ明るいってことだ。


例によってパチ物屋台を回ると
"I love watching Arsenal lost"
と書いてあるTシャツがあって、おもろい。(このフレーズは試合中のシャントでも唄ってた)
オフィシャルショップに入ってぶらぶら。DavidsのTシャツの悩みに悩んで、結局買うことにした。


で、悩みに悩んでると時間ぎりぎりになって、着席したのはキックオフ3分前。
出掛けにY美さんに貰ったおにぎりを急いで食う。(おいしかったです。ハイ)
スタジアムはけっこう新しい感じで、Highburyの方がフンイキあるなあ。
イナモトはスタベン。
なんつっても今日のお目当てはRobbie KeaneとDavids。これはスタメン。
あとはMidoが出ればなあという感じだったが、Midoはスタベン。


Spursは現在4位で、来季のCL出場権がかかってる。しかも5位がArsenalなんで、そりゃもう必死なんだろう。
ただ、なぜか降格ラインギリギリにいるWBAの方がよかったりして、セットプレイから先制。
Spursはどうにも前にボールを進めることができず、かといって回しながら隙を突くという感じでもなく。
Davidsの所にボールが入って、そこから前に出せずに戻したりすると、すげえブーイングが起きる。Davids、嫌われてるのかな。サポに。


0-1で後半突入。
ここでやっと気がついた。
WBAの25番。長い手足と、あの風貌は。。。Kanuじゃないか!
なんだ、WBAにいたのか。確かにそういえばそうだったような気もするな。
Kanuもなあ。心臓病さえなければ、世界一の変態ストライカーになれたかもしれないのになあ。流れ流れてWBAかあ。
そういえば、Arsenalにはイナモトと同時期にいたんじゃなかったっけか?


と、そうこう思っててると、残り30分くらいでイナモトが交代出場。
フーン、と思っててると、ポジションはなんと、右のハーフ。え?右のハーフ???

なるほど、こういう使われ方なのか。ぜんぜん違うじゃん。
WBAは(Spursもそうだけど)イングランド式の中盤フラット4-4-2。これだと中盤のアウトサイドって、攻撃のキモだよなぁ。
確かにFW追い越してガンガン上がって行ってはいるんだけどさ。こういうポジションで使われてる選手を代表では底で使うってのはかなり無理がないか? まあ、WBAは仮の姿で、底は本職でずっとやってるから大丈夫だろう、ってのはあるかもしれんが。(もっとも、俺様の構想では稲本はスタメンには成り得ない)


しかも、この後の再度の選手交代(守備固めでFW1枚を下げた)で、今度は左に移った。
左もやるのかよ! おお、そうだ、アレックスの代わりにやってみないか? アレよりは適正あるかもしれんぞwww


で、イナモトがピッチに出るちょい前に、SpursはMidoを投入してたんだけど、ここからちょっと攻め手が出てきた感じになって、イナモトが出た5分後くらいに、Keaneのワザありループで同点に追いついた。
あの、ださださの側転&でんぐり返しパフォーマンスが見られて、トクした。


で、終了3分前にWBAの、もう有り得ないDFミスからDefoeがボールをかっさらって、ボックスの中でGKと1対1。これをGKが引き倒して、PKじゃん、と思ったら、こぼれたボールをMidoがもう一度拾ってゴール。
かと思いきや、やっぱり先にPKのジャッジが出てPKになった。


このPKをKeaneが蹴って、本日2回目のださださ側転&でんぐり返しパフォーマンスwwwww
終了間際の逆転劇で2-1。
みなさんハッピーで帰路に着く。