雲の南

gowest_lookeast2006-07-25

雲南(ゆんなん)という地名を知ったのは、中学か高校の時だと思う。その時は、
「中国人ちゅうのは、なんちゅう地名の付け方をするんだろう!」
と驚き、感嘆し、感動したんだけど。


だって、雲の南だぜ。
雲より高い、南の方ってことでしょ。
そのまんま、と言えばそのまんまなんだけど、なんか、地名の付け方としては、かなり素敵やん。これって。


ということで、朝、なんと定刻よりも30分近く早く、7:50くらいに雲南省都昆明到着。

やっと着いたぜ。昆明。 さすがに高地。昨日までの酷暑が信じられないくらい涼しい。
長袖が欲しいくらい。


さて、さっそく脱出チケットを買うために、チケット売り場に並ぶ。本当は日程を縛りたくないんだけども、これやっとかないとまた2日とか3日とかロスするんで、仕方が無い。さすがに1週間先のチケットは無事に買えた。来週火曜日の重慶(ちょんちん)行の硬臥中段を見事確保。


とりあえずさくっと朝食にヌードル食って、駅前のバスターミナルへ。
9:00の大理(だーりー)行のミニバスに乗る。さらに山の中を走る高速道路。車窓は、山の間を、小さな川が流れて、野原を牛がのそのそ歩いてる、みたいなの。
5時間で大理着。昨日の夜からずっと足が縮めたままで、エコノミークラス症候群になりそう。


大理の市街地、下関から市バスに乗り換えて、古城へ。
ということで、ここ7〜8年、行きたい先リストのかなり上位にあった大理古城にようやく到着。
バスから降りて、ホステルに入るまで10分弱くらい歩いただけで、
「あー、なんか、スゲーいい雰囲気」
ここ数年で爆発的に観光客が増えて、かなり街は変わったらしく、そういう意味では、もっと早く来ておくべきだったのかもしれんけど、それはもう仕方がない。
観光客は、圧倒的に中国人が多い。白人もいるけど、割合としては白人は陽朔(やんしょぉ)の方が多い。
日本人らしいのは見当たらず。日本人パッカーの間では有名な街の筈なんだけど、なんでなんだろう?? 単に、俺が乗り遅れて来てるだけか?


荷物置いて、ぶらぶらしてたら、チベットだけじゃなくて、新疆の店もあって、1年ぶりにラグメン食って、ウマー。これはシルクロードでは病み付きになったのの1つだ。
なお、ホステルでの貼り紙を見ると、ここからラサまでパーミット込みのランクルチャーターで所要7日で20000元。4人で割っても1人5000元かあ。いい値段だなぁ。。。


流石に疲れてて、夕方ちょっと寝て、気が付くと22:30。
ちょっとハラが減ったんで、外に出ると、やっぱ観光地。食うところには全然不自由しない。