ヤク(Day 11)

gowest_lookeast2006-10-01

ここまでの移動中に気がついたのだけど、どんなしょぼい町、村でも、一番立派な建物は学校だったりする。
日本の感覚ではありえないようなボロ家が並ぶ町の中で、ひときわ目立つその風景は、ちょっと異様なフンイキ。中国共産党がどういう内容の教育を行っているのかはともかく、教育にお金をかけるのは間違いではないとは思うけれど。



ツァンダ→ダルチェン。
着いてからすぐにヤクの手配。手配師みたいなのによると、ヤク1頭、1日80元。これにヤク使いが必要で、1人につき2頭まで面倒を見られる。これも1日80元。
さて、4人分の荷物、水、食糧だと、どうよ?と、俺には想像もつかなかったのだけど、3人は2頭で足りる、とキッパリ。恐らく、大した根拠もなく、使われるヤクの大きさも知らないくせに、「安いから」という理由でそう判断したんだと思われ。
セベリーン曰く、「足りなければ、そこで追加すればいいのよ」
ふうん。そうですか。


ということで、ヤク2頭とヤク使い1人で1日240元。3日雇って720元払う。
しかし、この後で、さらに手配師が「遊牧民に連絡するのに、あと100元かかる」とか言い出して、揉める。
お前、そんなん、連絡って、電話1本じゃねえか。それにそもそも、そんなの最初に言えよ。
別の日本人ツアーらしきグループについていたチベット人ガイドみたいな人が、間に入ってくれて、「いや、これはボッタクリじゃなくて、俺たちも払ってるんだよ」ということで説明してくれたが、それでも、お前そんなん最初に言っってくれないと、騙されたみたいに感じるじゃないか。


で、ヤクなんだが、集合場所に集まるのは、11:00。しかも、ダルチェンじゃなくて、歩いて3時間くらい先が集合場所。車で行けるとは言え、要するにダルチェンからのスタートにはならないワケで、それでコルラになるのかよ?
それに、それだと、さっきセベリーンが言ってた、足りなければそこで追加、なんてできないじゃん。。。