the most chaotic train station in the world

gowest_lookeast2007-02-07

昨日は定刻なら18:00には広州に着いた筈で、広州の1つ手前の駅までは10分遅れくらい
だったのに、最後の最後で全然進まず、結局ほぼ2時間遅れで到着。半ばヤケクソで、陶陶居まで行って晩メシ。


で、今朝は、広州三大酒家で唯一、行ったことがなかった洋渓酒家に向かったところ、最寄の地下鉄駅から延々歩いてやっと辿り着いた筈が、門の前に張り紙。なにやら工事か何かで閉店中とのことで、ダンプみたいのも出入りしてる。
なんだよー、と思いつつどうにもならんので、またもや陶陶居へ。
まあ、旨いからいいんだけどね。朝っぱらから来てるのは圧倒的に爺さん婆さんで、平均年齢めちゃ高かった。


しかし、昨日の夜もそうだったが、広州駅春節前の混雑で尋常ならざる雰囲気。
普段から雑然としている駅前広場には、臨時の待合室(というか大型のテント)がいくつも作られ、それとは別に出発12時間以内のチケットを持ってる人のウェイティングエリア、24時間以内のウェイティングエリアなんぞもあって、それぞれ膨大な数の人民が座り込んでるんだが、昨日からの異常な陽気もあって、直射日光の下で相当暑そう。
移動通路も人で溢れて、Tちゃんによると警備の軍人みたいな奴らは「この野郎、ここで立ち止まらずに移動しろ!」みたいな事も言ってたらしい。凄すぎる。
なんというか、終戦直後の上野駅というか、とにかく世界中で最も混沌とした駅だったに違いない。恐らくあまりにもぐちゃぐちゃすぎて、駅でオペレーションする側も、半ばヤケクソであったろう。だって、俺がこの日に広州を出るチケットを持っていたとして、本当にちゃんと乗車できる自信があるか、と言われると、ちょっと不安だ。そのくらい、ぐちゃぐちゃだった。
中には硬座どころか、無座で待ってるのも相当いたはず。これから無座で20時間乗って、さらにそこからバスで10時間かけて故郷に帰ります、みたいなのもゴロゴロいたんだろうと想像。中国人民は、ある意味、辛抱強い。


つうか、あそこで12時間も待つ必要なんかないんだから、マクドナルドとかに入ってそこで待つとかすればいいじゃん、というのもあるんだけど。Aちゃんも言ってた通り、中国人民は、ある意味、バカ。