カタール戦

webのニュースしか見てないんだが、戦前の報道では負けた場合の予防線コメントばかりで、俺は基本的にオシム支持派ながら、あれはどうにかならんか。
本当に言ってるんだとしたら、いくらなんでもマズいだろう。指揮官としては。
確かに準備期間が短すぎるのは事実だが、いまさらそれを言っても仕方がないんだし、それをどうにかするためにあの爺さんにカントクを頼んでいるわけで。



ということで、3連覇を目指すアジアカップ
我々がチャンピオンを目指すという意味では、最もリアリティのある大会である。
不思議な事にアジアカップでは、イラン、韓国といったいつもW杯予選で苦しめられるチームとは何故か当たらない。だから連覇できているんだ、などと卑下する必要はない(そもそも奴らは俺らと当たる前に敗退してるだけだ)けども、理想を言えばイランとか韓国をブッ倒して優勝することである。
そして、なんといってもオージービーフ。今書きながら1年前のあの日を思い出しただけで沸々と血が滾る訳だが、もうあの毛唐共はギッタギタにしてアジアの恐ろしさを教えてやらんと気がすまん。


日本時間で19:20キックオフ。
17:00からの来客が長引いて、終わったのが18:30。(なげー)
全然間に合わんながらも、急いで帰宅したら20:10。
丁度ハーフタイムあたりの筈。間違って途中経過をみたりしないように、慎重にテレビとビデオを点けて、おっかけ再生で応援開始。(こういう時は、ホントに便利だ)


・Tちゃんは昨日あたりにハノイに入った筈で、裏山。俺はアジアカップとはホントに縁が無く、一度も生で見たことが無い。
・事前の情報通り、高原の1トップ。下に左から山岸、遠藤、俊輔。憲剛&鈴木啓太が底で、怪我をした駒野の代役に今野。右には加地が戻ってきて、センターは中澤&阿部。
・布陣としては面白そうだったんだが。
・前半はグダグダ。ボールは持ってるが、なかなか前に進まん。カタールが引いていたせいもあるだろうが。
・遠藤と憲剛が、イマイチだった気がする。特に憲剛が不出来だったような。
・俊輔は良かったんじゃないでしょうか。アクセントは効いてた。
・ただ、フィニッシュまでは程遠い。
・後半、1チャンスで1点取った。その直前はかなり押し込んで波状攻撃だったが、それでもクロスを入れる所まで。最後、左の今野がボックスあたりから強引に右足で入れた低くて速いクロスに、高原が見事に反応。よう決めたわあ。
・点を取られる気配は皆無だったので、これでやれやれと思ったが。
・山岸→羽生になって、追加点取れそうなチャンスはあったんだけど。
・残り3分、しょーもないミスでFKを取られて、さらにそこで壁を上手くこじ開けられて、直接失点。。。
・一番面白かったのは爺の試合後のインタビュー。「内容的には勝ち点6を取れたような試合だったが、最後の仕上げで台無しになった」と相当怒ってる様子。
・いや、でもそうじゃないだろう。あれで3ポイントならラッキーだぜ。本当に決定的なチャンスは、ほとんど無かったし。いくつかあったチャンスをモノにしていれば試合は終わりだったのは事実だけど、それを言い出すとキリがないし。
・こうやってマスコミの前でクダを巻くあたりは、トルシエに似ている。しかし俺はこういうのが好きだ。wwwww
・ということでドロー発進。
・驚いた事に昨夜の試合でグループ最弱と思われていたホスト国ベトナムUAEに勝ったせいで、このグループはいきなり読み辛い展開。
・ただ、悲観することはない。こういう大会は大体、優勝を目標とする国(優勝経験国)、あわよくば優勝を狙う国、グループリーグ突破を目標とする国、の3つに分けられると思うが、W杯では一番最後のグループだった日本は、今回は明らかに優勝を目標とする国、になる訳で。
・そうやって考えると、この大会では我々がブラジルであり、アルゼンチンであり、イングランドなのだ。
・そういう国は初戦ドローでもジタバタしたりはしない。
・むしろグループリーグ突破にしゃかりきになってるチームを見ると、ああこれが彼らにとってのW杯なんだな、と思う。
・俺、ちょっと余裕カマしすぎか?!