昨日の午前中、T坂さんに、「明日、名古屋行ける？」とか言われて。
N「えー、名古屋？ 明日？」
T「O野ちゃんがまだ締まってないから、行く人おらんのよ。H山も無理っぽいし」
O「でもボク、今日中には結果が出るかも」
N「明日はなあ。。。」
みたいな感じでなにげに避けてたんだけども、夕方外出の後、決まってるかなあ〜と期待してオフィスに戻ったら、開口一番
T「ということで、明日、行って」
N「ええ〜、マジっすか〜？！」
T「だってO野ちゃんが行けないんだもん」
N「え〜、何時でしたっけ？」
T「15時」
N「名古屋の街なかですよね？ 駅から1時間とかだったら泣きますよ」
T「そんなん多分、街なかやろ」
ということで、調べたら客先は栄だった。
15:00から1時間やって、16:30に名古屋発に乗れば、18:00に品川なので、お台場19:00はギリセーフ。
まあ、仕方ない。なんとかなるやろ、ということで、渋々と「ほんじゃ行ってきます」
名古屋ではきしめんも手羽先も味噌煮込みも食わず、スタバでコーヒー一杯のんだだけで、本当にぴったり16:30発ののぞみに乗れた。
品川から大崎まで行って、りんかい線でお台場へ。
Zeppに着いたのが18:45。セーフ。
フロアの横から侵入して、そこそこ近い場所をキープ。女の子が多くて邪魔になる頭が少ないので見やすい。すばらしい。
"ワンダーフォーゲル"からという意外なナンバーでスタート。
一番カッコエエのは"How To Go"だと思ったけど、本日の白眉はアンコール。
最初に岸田が出てきて、タイコのシートに座って物販紹介。これは普通なんだろうが、佐藤が出てきてシャレでギターを握って、サポートのドラムがベースを握る。さらにシャレで佐藤が"Smoke on the Water"のイントロを弾き始めると、興に乗った岸田が叩き始めて、本当に"Smoke on the Water"が始まってしまったのだ。途中までだったけど。
佐藤が「いや、座ってるで。どないやねん」とかいいながら、編成が戻る。
岸田「なんか、アンコールとか嫌なんですよね。普通やったら『東京』とか演るんですけど、決まった曲やってもしゃあないやん。予定調和であんなん、アホかと思うんですよ。なんで、リクエストを募ります」
1.「魂のゆくえ」から演ってない曲
2.くるりらしいポップな曲
3.あんまり演らない、「なんやったけ、それ？」みたいな曲
から選ぶ。
3>>>>>>>>>>>>>>2>>>>1で3に決定。
岸田「オノレら新譜買ってないんかい！！ (知らん曲演って)めっちゃ盛り下がって終わらせるど」といいつつ、3人でゴニョゴニョ相談して、譜面を用意して始まったのが、「屏風浦」。
終わった後、
岸田「なんか、しょうがないのでもう1曲だけ」
会場の多くの女の子から「すけべ！」「すけべ！」「すけべ！」の声が飛ぶ。
岸田「なんか、この人たち、すけべすけべ言うてますけど、ほんだら、『すけべな女の子』を」といいつつ、なにやら袖の方に声をかけて注文。
岸田「いや、チューニングが違うんで、ちょっと待ってください」
ちょっと沈黙が続くが、耐えかねて
「さっき、決まったアンコールは嫌とか言うたけど、やっぱこういう感じになると、決めといた方がラクですね」とトボけて言うので場内爆笑。
「じゃあ、時間あるし、『リバー』でも演ろっか。なんとなく思いついただけなんやけど」ということで、急きょ譜面を用意して"リバー"。
昔、福岡でシーナ・アンド・ザ・ロケッツを見た時に、やっぱりアンコールで、ロケッツの3人だけが出てきたんだけど、シーナが中々出て来ないなかで、鮎川誠が
「（シーナは）まだタバコすいよるもん。ヘビースモーカーやけん」
といいながら、困ったようにステージの上で待っていると、会場から
「鮎川さあーん、『I'm FLASH』！！！(演ってよ)」
と声がかかって、鮎川誠は恐らくサングラスの奥で本当に困ってたんだろうけど、全くシーナが出てくる気配がなく、観念したように
「それじゃあ、ホラ吹き小僧の唄を」
ということで、本当にロケッツの3人だけの"I'm Flash"をフルで演ってしまったことがあって、あれはどう考えてもリハなし一発のハプニングだった筈だが、妙に感動してしまったのを思い出した。
ワンダーフォーゲル
飴色の部屋
尼崎の魚
How To Go
LV45
愉快なピーナッツ
太陽のブルース
かごの中のジョニー
ベートーヴェン交響曲第九番
つらいことばかり
鍋の中のつみれ
さよならリグレット
魂のゆくえ
ミレニアム
マーチ
青い空
ばらの花
ロックンロール
ホームラン
Natsuno
(encore)
岸田が物販紹介
Smokw on the water（岸田がドラムとボーカル、佐藤がギター、ボボがベース）
屏風浦
リバー
すけべな女の子
