Argentina vs Korea Republic @ Soccer City, Johannesburg

9:30に車を呼んでもらって、Park Stationまで。
イタリア人親子、テキサスからのDutch、アラスカからのMike、韓国人のAileen、オージーのJoshと、俺ら2人の計8人。異常に仲良くなってしまう。Park Staに着いてからも全員移動でMetro。昼間なら1人でも乗れそうなフンイキ。
MetrorailでSoccer City最寄のNasrec着。


デカいな。さすがに。
俺のスポーツ観戦歴の中でも、カンプノウ、鳥の巣に次いでデカい。(ちなみに本日の観客数公式発表82,174人。ちょっと空席はあったけど、それでも、すごい)
観客はやっぱりArgentinaの方が圧倒的に多い。それでも、赤いシャツを着た白人、黒人もいるけれど。


試合はあまり見どころがなかった。
1点目はオウンゴール、2点目はオフサイド気味。前半終了間際に1点返したものの、韓国にはツキもなかった。
後半も終始、Argentinaペース。Messiが左からつっこんでシュートがこぼれた所を、Higuainがごっつあんゴールで3点目。
4点目もHiguainがアタマで合わせて4-1で終了。Higuainはハット。Messiは前の試合の方が見どころ多かった。まあMessiで引っ張って、他のアタッカーが決めるというのは1つの形ではあるけど。
一番心配なのは、ディフェンスで、Mascheranoと、Heinzeと、Gutierrezが1枚ずつ、つまらないカードを貰った。後で効いてきそう。
あと今日はVeronの代わりにMaxiが出たけれども、今日の試合でSamuelがどこか傷めて途中交代。攻撃陣はこの上なく豪華(もしかする32ヶ国中で最強かも)なんだが、ディフェンスがなあ。。。


終了後、Josh、Mike、Dutchと待ち合わせ場所で合流。イタリア人親子は自力で、Aileenは、友達と合流したとのことで、俺ら5人で帰る。
往路同様にMetroでPark Staまで戻ったはいいが、そこから先はさてどうするべ。ということで、なんと乗り合いタクシーでBenoniまで。
乗り場にいた外国人は俺ら5人だけ。まあ、そんなヤヴァいフンイキは皆無。
で、Benoniまで行って、そこからさらに乗り合いタクシーを乗り継いでLakeside Mall。この時点で18:30。
Mallで何か食って帰ろう、と言ってたんだけど、18:30なのにほとんど閉まりかけてて、結局Wimpyでハンバーガー食って、さらに乗り合いタクシーを1台雇ってホステルまで。
みんなで道があってるだの、あってないだの、Street名を確認しながら「ここを右!」とか「まっすぐ!」とかいいながら、どうにか20:00前にホステル着。
けど、何となく、楽しかった。これもワールドカップだ。


ホステルで見た20:00からのFrance vs Mexicoは、Franceがダメすぎ。
みんな、基本的に弱い方を応援 = Mexico側につくので、もう拍手喝采の大笑い。(ホステルにはフランス人は、いなかった。恐らくあんまり来ていない)
Franceが完全に攻めあぐねる中、オフサイド気味に裏を取って1対1を決めて先制した後、しばらくしてペナルティをBlanco(なんと、まだ代表なのだ)が決めて、ジ・エンド。
Domenechはほとんど涙目で試合を見ていたwww。
2-0でMexico勝利。Franceは、3戦目でSAに勝つのが最低条件。それでも裏のMexico vs Uruguayがドローだと敗退決定。絶対絶命。
これはSAも同じだけど、SAはUruguayに0-3で負けたので、大量得点で勝つ必要があり、Franceよりさらに厳しい。


Argentinaは今日の勝利で1位通過が濃厚になったので、Round16ではMexicoかUruguayになる可能性大。
Mが気がついたんだけど、前回大会もRound16はMexicoだったんだよな。どっかのレストランで見て、Maxiの凄い胸トラップ&左足一発で延長で勝った記憶がある。


Greece vs Nigeriaは結果のみ。2-1でGreece。なんと、GreeceはW杯初勝利だったんだと。
つまり、6年前はW杯未勝利のまま、欧州チャンピオンになったのだ。うーむ。


ところで、夜、みんなでTV見ながら、イタリア人の息子の方と話していて、
「W杯は見るのは何回目なの?」
「俺は初めてなんだけど、パパはこれが2回目」(なんだ、意外と少ないな)
「へえ」
「パパは、前にGermanyで見たんだけど、」(なんだ、こないだじゃん)
「74年の大会なんだよ」
「えええええっ?! Beckenbauerとか、Cruyffの時じゃん!!」
「そうなんだ」
「つーことは、見たの?」
「Beckenbauerは見てないと思う。パパー、何みたの?」
「Italy vs Haitiと、Italy vs Polandと、Italy vs Argentina」


ここで当然、今日の試合を見に来ていたアルゼンチン人が反応して、パパに対して尊敬のまなざし。
そりゃそうだよな。Beckenbauerだの、Cruyffだのって、ここにいる大半はまだ生まれる前の話だぜ。俺でも5歳。ほとんど神話の世界だ。
アルゼンチン人に限らず、みんな、尊敬のマナザシ。