早起き、とは言っても7:00だが、早起きして8:20の電車でGenovaへ。
ウトウトしながらも景色を見てると、なんとなく日本の田舎に似てる気がした。
10:45くらいにGenova Principe駅到着。駅前で適当に部屋を探す。
本日のキックオフは15:00。バスでスタジアムに向かって、チケット売り場を探す。結局ぐるっと一周してハッケン。
IDチェックが厳しかったけど、持ってりゃ問題なかった。
多分、イングランド人が創ったクラブなんだな。旗がセントジョージ旗だった。そのせいかどうかはワカランが、スタジアムも完全にイングランド式。
ああ、カズはイタリアに来てこのスタジアムでプレイしたんだなあ、ゴールを決めたんだなあ、と思うと感慨深かった。(俺の記憶が確かなら、カズのセリエAでのゴールは1つだけ。その1つはSampdoriaとのダービーだったハズなので、であればこのスタジアムで決めたハズだ)
試合は、Genoaがヘタレで、しょっぱかった。
前半はまったくダメダメ。Cagliari(監督はDonadoni)のボール回しにまったく着いて行けず。確かにCagliariのワンタッチはエグかった。特に8番のBiondini、7番のCossuという選手。(全く知らんのにああいう選手がいるってのはけっこう凄いことだとも思った)
Genoaはボールを奪っても前に蹴るだけで、それを拾えない。あるいは横パスを狙われてかっさらわれるという最悪のパターン。何度もピンチを迎えて、俺の近くに座ってたおっさん連中も「マンマ・ミーア！」の連発。
で、8番がスピードに乗ったドリブルで右から侵入。ディフェンスが戻りきれず背走するところに鋭いクロスを入れて、別のCagliari選手がファーの裏に走ってダイレクトボレー。これが決まって0-1。
あー、これ前半だけで0-3とかなっても不思議じゃないぜ、と思ってたが、どうにか0-1で収まった。Genoaは全くいい所無し。パスが弱いんで、すぐにボールを途中でさらわれる。ホームチームなのに、あれはいただけない。
後半10分くらいでようやくミス連発していた5番が下がって、多少まともに。
ああ、そういえばGenoaの8番はPalacioだった。ボーズ頭だったので、あのPalacioか？と思ったが、Rodorigo Palacioと言ってたので、あのPalacioなんだろう。Genoaに来てたのか。それって、母を訪ねて三千里のマルコの逆じゃん、みたいな。
後半の後半くらいから、多少攻められるようになってきて、というか当然ながらここはイタリア、セリエAなので、Cagliariが引き気味になったのも大きいんだろうけど、とにかくそれなりに攻め始めて、2度ほど決定的なチャンスがありながら決めきれず。
ロスタイム4分あったが、ジ・エンド。
スタンドはブーイングの嵐。恐らく審判に対して、だけど、そんなに無茶苦茶にGenoaに厳しくもなかったけどな。俺からすると。
こっちの人々の審判に対する態度はけっこう凄いものがあると思った。たぶん、クソミソに言ってたもんな。
帰りに気が付いたが、なるほどここは二輪大国だった。バイクで来ている老若男女が少なからず。スクーターにも風防をつけて、モッズっぽい。イタリア人がやるとカッコいいな。普通にvespaに乗ってるし。
試合の後、バスを途中で降りて、市街地を歩く。
昨日までのTorinoもそうだったけど、イタリアは小さめの地方都市がイイのかもしんない、と思った。
本日もビールとピザとジェラート。今日のピザは大して美味くもなかったけど。
実はマクドに行って、セット+サラダくらいにしとくのが、安上がりでかつ健康的なのかもしれない、とか思ったりする。。。
P.S.
わが母校は、決勝で東海大相撲に負けてしまった。ああ。
しかし、「死ぬまでに一度は甲子園」とは思ってたが、こうなると欲がでるな。
