Sao Pauloからバスで5時間半。昨日、Rio de Janeiroに入った。
Sao Pauloでは、けっこう暑かったにもかかわらず、短パンはおろか、7分のショーツさえいなくて、みんなフルのパンツを履いてて、俺は暑くて短いのにしたかったのに、ちょっと踏ん切りがつかなかったんだけど、Rioは短い。ビーチあるしな。ひざ丈の水着らしきパンツで歩いてるのもチラホラ。ということで、俺もひざ丈に切り替えた。
で、今日はFlamengo。
コパが始まるというのに、この国では普通にブラジル全国選手権(Campeonato Brasileiro)をやっている。当然、セレソン組はいないけれど。これは選手層の為せる業なんだろうか。
余談ながら、San PauloもRioも、食事が出来るところでTVがあるとことでは、たいていサッカー放送をやっている。朝っぱらからやってるのもあるのは、ヨソの国か、あるいは再放送なんだろう。ここは、王国なんだ。と思った。
ということで、Flamengoなんだが、Maracanãは2014年に向けた改装中で使用できない。その間、FlamengoはBotafogoのホームであるEngenhãoで試合を行う。
しかし、このEngenhãoの情報が少ない。googleマップで調べて、なんとなく駅らしいものがそばにあるので、でたとこ勝負で行ってみた。
まずは、centroでメトロを降りて、旧市街地をチンタラ歩いてみる。土曜のせいか、人通りが少ない。けど、まあ不安を感じるようなものもなく。
たまーに、賑やかな市場みたいなトコもあったが、まるで東南アジアの田舎町みたいな猥雑さ。なんだったんだろう。あそこは。
旧市街で時間を取るようなところもなかったので、とりあえずスタジアムに行くか、ってことで、なんとなくここからなら行けそうな
Central do Brazil駅に行ってみたら、どうやら電車は頻発してるらしいことがハッカク。することもないし、乗ってみるとアッサリと電車で20分でついてしまった。キックオフ2時間以上前に到着。。。
(途中、Maracanãの横を通過。ああ)
することがないが、時間を潰すような場所もないので、いつものようにぐるっとスタジアムの外周を歩いて1周してから、中に入って座って待つ。
TV映えを考えてのことなのか、メインスタンドには客をいれず、バックとゴール裏のみ開放。それでも端の方は空席だったけれど。(観客数の公式発表は16,870人)
18:30キックオフなのだが、17:30には暗くなるというのに、電気代をケチってるのか、そもそもこういうもんなのか、よくワカランが、18:00過ぎまで照明がほとんどなく、薄暗い中で待った。
客層は日本に較べると、かなり家族連れが多い感じ。こないだのPacaembuみたいな殺伐感は皆無。まあ、タイトルマッチになれば、ここも雰囲気変わるんだとうけど。
さてさて、Flamengoといえば帰国したRonaldinho。
最後に生で観たのはいつなんだろう、と思い返すと2006年のFrance vs Brazil＠Frankfurtでもなく、その年末のCWC＠新横浜でもなくて、2008年8月の北京だ。
まだ31歳。老け込む歳でもないと思うんだが、欧州再進出はあまり現実的ではないのかもしれないな。
Ronaldhinoは、スタメン。キャプテン。そして当然、10番。
トレードマークのポニーテール+ヘアバンドは健在。
試合はFlamengoが支配するも、なかなかゴールを割れない、というか決定的なチャンスは少ない。Ronaldhinoは、イマイチって感じ。
日本にいたことのある、7番Thiago Nevesはいい感じながら0-0で折り返し。
後半もペースは変わらなかったが、しかしそんな中、セットプレー一発でMineiroに先制されてしまった。
なーんか、いやな感じ。
と思ってたが、ずーっとサイドを切り崩しながらもなかなか決定機に恵まれなかったFlamengo。またも右から崩して中に入れて、跳ね返りがこぼれたところにRolandhino。
ボックスの角よりちょい外側。ワントラップでちょっと浮いたが、
撃ったシュートはドライブ気味に飛んで、ゴールネットを揺らした。
おお。Ronaldhino。スタンドも当然盛り上がる。
ここからなんだかノッてきたのか、Ronaldhinoは好プレイ連発。
直接ゴールにこそ絡まなかったものの、Flamengoは怒涛のゴールラッシュで最終的なスコアは4-1。
Brazilでの初のゲーム観戦でしたが、堪能いたしました。
帰路も真っ暗ながら、同じルートの電車で帰る。Central do Brazilで乗り換えて、22:00くらいにBotafogoのメトロの駅に着いて、途中の店で晩飯食って帰ったが、特に危険は感じず。
