1979年公開。
つーことは、俺は10歳。
しかし、これは公開当時に映画館で観た。間違いない。
従姉か従兄かに連れて行かれた。2本立てで、もう一本は名前も知らないホラー映画で、そっちの方は怖くてずっと目を閉じていたのを覚えている。今考えると、10歳の小学生を連れて行くなよｗ、と思うんだが。
で、"Alien"の方はちゃんと見て、その後も1度くらいはTV放映でも見てると思うんだけど、今日改めてみるとあまり覚えてなかったな。あの最後にRipleyが下着だけになるシーンは流石に覚えていたけど、意外とAlienが映像として出て来てるんだね。最後くらいしか出てこなかったような記憶があったんが。
当たり前だけど、Sigourney Weaverが若い！ そして知らなかったけどRidley Scottが撮ってたんだ！ ああ、言われてみればそんな感じはするか。
筋としてはパニック物の定石通り、閉所に閉じ込められて、次々に人が死んでいく、最後には時間制限が入って、どうにか助かったと思ったら、もう一波乱あってと。しかし、めちゃくちゃ面白かった。
まあ2011年に生きる42歳のおっさんからすると、多少のツッコミ所(いくらなんでもあの防疫体制は有り得ないでしょ！)はあったが、そういうのは置いておくとして、娯楽映画としてはほぼ満点ではないかと。
あとは、なんだかんだいって、映像の中には1979年のアメリカがある。まだまだ女は虐げられてるし、船内でもタバコを吸えるし。そういった点もなかなか興味深かった。
次作は次作で、Ripleyが女Ramboと化して闘うアクション物(というのは当時の友人のコメントだが、言いえて妙)になって、これはこれで面白いんだよな。
ちなみに次作の正式タイトルは"Aliens"。
Alienが沢山でてくるから、というのもその友人の受け売り。
